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最初から悪いスコアを覚悟するのがゴルフかも | 心の制約

ゴルフというのは最初から悪いスコアを覚悟していたほうが良いスコアが出るように感じるようになってきた今日このごろです。

 

最初から悪いスコアを覚悟する

最初から悪いスコアを覚悟するというのは、最初から諦めているわけではなくて、悪いスコアだったら・・・という状況が悪くなってしまった時の事を最初から覚悟をしているので、対処の仕方があるというか、何かしらの対策が出来るだろうというような考えなんだと思います。そして、心にゆとりを持つことが出来るので、スコアが悪くても心が折れることはありません。ゴルフはメンタルが重要なスポーツだと言いますが、本当にそうなんだということも少しずつですが判ってきました。

最初から悪いスコアを覚悟するというのは・・・ゴルフというスポーツは不思議な側面があって、最初からレギュレーション通りの 4 という数字を獲りにいくと、何故か 8 だったりします。ですが、レギュレーション通りじゃなくても良いかもしれないという考えを持っていると何故だか判りませんが 4 というレギュレーション通りの数字だったりします。

そして、最初から 6 という悪いスコアを覚悟していれば、5 という1打少ない数字になったりすることもあったりします。

PAR3のホールでも似たようなことが起きたりすることもあります。150ヤード程のPAR3ですからピンを狙っていこうという気持ちが沸いてきますし、なんとかバーディーを獲りたいという気持ちもあったりなんかします。ということは最初からレギュレーションよりも良いスコアを期待している自分が居るということになります。最初から 3 以下・・・つまり 2 を狙っているのだけど、何故だか判りませんが、6 とか 5 というような数字になることがあります。しかもPAR3のホールで。PAR3だけど、なんとか 4くらいでおさめたいなとか考えていると 案外 3 とか 2 という数字になったりすることがあります。

これは、きっとゴルフ技術があるとか無いかとか、上手い下手とかじゃなくて、心の制約というものが自分の身体を萎縮させてしまっているのだろうと思います。中部銀次郎さんの書籍にも心の制約という言葉が出てくるのですが、やっと自分の中で 心の制約 という言葉を消化できたような気がしました。

それって、なんだか平均台の上を歩く心理に似ているような感じがするんですよね。これは、私の勝手な考えなので、何を言っているんだコイツは? と思われてしまうかもしれませんが。

 

高い平均台

高さがある平均台は踏み外したら大変なことになるという緊張があり、それが心の制約になる。ただ、真っ直ぐ歩くだけのことなのですが、真っ直ぐ歩くことが難しく感じてしまいます。

地面からあまり離れていない、つまり高さの無いような平均台であればバランスを保って歩き渡ることが出来ると思うのですが、とても高さがあって踏み外して落ちてしまうと大変なことになりそうな平均台の場合は、何故だか歩き渡るが出来なさそうなイメージが沸いてきます。理由は落下すると危険だからであり、落下することがリスクであるからこそ、踏み外すことなく歩くことの重要性が強調されてしまい、自分の心の中で絶対に踏み外してはいけないと思ってしまうからでしょうね。

 

低い平均台

低い平均台は踏み外しても安全なので緊張が無いからスムーズに渡ることが出来る。落下しても大きなリスクは無いし、落下したとしても平均台に乗ることも出来るし、歩きなおすことが出来るということから、心にゆとりが生まれてきます。

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もちろん、なかには幅が狭い台の上を歩くというのが苦手だという人も居ると思います。私も幅が狭い台の上とか、幅の狭いラインの上をはみ出さずに歩くということは苦手な方です。

平均台も高さが無ければ歩き渡る自信はあります。ですが、平均台に高さがあって、踏み外すと大きなリスクがある場合は、歩き渡る自信がありません。踏み外してはいけないとか、落ちると大変に危険だとか、自分にとって良く無い情報、悪い情報が入ってくることで、平均台の狭さを凝視してしまい、そこに心の制約が生まれるのだろうと思います。

平均台を引き合いに出しましたが・・・これって、ゴルフも同じ様な感覚があるのではないだろうかと感じています。危険、リスクがある、怖い、出来ない、自信が無い、不安が、無理だ・・・というネガティブな思考(否定的な思考)が自分自身を抑制してしまいます。それは意識の壁みたいなものです。

最初から4を狙う、最初から3を狙うということは、4とか3じゃなければダメなんだという自分への制約が生まれてきます。制約が生まれることで集中が出来る場合もありますが、大半の人は心に制約ができると身体が萎縮してしまうようです。心の制限、心の制約、メンタルブロックというような言葉で表現されるようです。

この様にしなければいけないこの様にあるべきだ というような決め付けてしまうような観念があります。リスクを回避するための心が働きます。そうなると、何があっても自分が想い描いている通りの安全な方法を貫き通そうとしてしまいます。また、リスクを回避しようとする考えから、思わぬ動きをしてしまうこともあります。

冷静に考えてみると・・・やっぱり最初から 4 とか 3 とか狙っているときはミスしてしまうことが多いように感じます。また、池などのハザードを気にしていたり、OBなどを気にしていると、余計にトラブルになってしまうようなことが多いと思います。それは、ゴルフ技術の問題ではありませんよね。自分の心の問題だと思います。

石川遼選手も2016年 今年は心 を大切にする というようなことをテレビ発言をしていました。その意味もを判ってきます。

という様なことを考えていると中部銀次郎さんがいうところの 心の鍛錬 という言葉の意味とか大切さが判ってきますから不思議ですね。この辺りを考えて、自分の心をコントロールすることが出来たら、素晴らしいゴルフが出来そうな予感がしますね。

心の制約に左右されずにショットするにはどうするのか・・・私にもよく判っていませんが、練習場でのナイスショットを思い出しながら、練習場で打つような感じで、気楽に打てばナイスショットができるような気がします。そうなんですよね。気楽に打つということですよね。その気楽さというのが、本当に気持ちを楽にさせてくれて、身体をスムーズに動かせるんだと思います。

 

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
読むゴルフを目指してブログを書いています。