
世界一の飛ばし屋は、もう、DJの時代じゃない?
PGAツアーのSTATS Driving Distance を見ていたら、なんと1位がローリー・マキロイとなっていました。以前にもローリー・マキロイがドライビングディスタンスで1位になっていたことはありましたが、直ぐにダスティン・ジョンソンが1位になっていました。最近は、ローリー・マキロイがドライビングディスタンスの部門で1位をキープしているようです。
最近のドライビングディスタンス
ダスティン・ジョンソンよりも飛ばせる選手が増えてきています。
選手名 | 飛距離 |
ローリー・マキロイ | 320.5 |
トレイ・マリナックス | 319.7 |
トニー・フィノー | 316.9 |
ルーク・リスト | 316.3 |
ダスティン・ジョンソン | 315.4 |
トム・ラブラディ | 315.4 |
バッバ・ワトソン | 314.6 |
ゲーリー・ウッドランド | 314.3 |
ジャスティン・トーマス | 314.0 |
ブルックス・ケプカ | 313.1 |
その飛距離差は、どこからくるのか?
ローリー・マキロイとダスティン・ジョンソンのヘッドスピード、ミート率を比較してみました。
ローリー・マキロイ
- 身長:177センチ
- 体重:72キログラム
- 平均飛距離:316.2ヤード
- ヘッドピード:53.58m/s(119.87mph)
- ボールスピード:80.58m/s
- ミート率:平均 1.504 / 最高値 1.518
ダスティン・ジョンソン
- 身長:193センチ
- 体重:86キログラム
- 平均飛距離:314.3ヤード
- ヘッドスピード:54.25m/s(121.36mph)
- ボールスピード:80.61m/s
- ミート率:1.486 / 最高値 1.517
上述したところから見えてくるのは、ダスティン・ジョンソンの方がヘッドスピードが速い。比例してボールスピードも速くなっています。ですが、ローリー・マキロイの方が平均ミート率が高いということです。
つまるところ、マキロイの方が安定して高いミート率で打てているということが伺えます。それが、飛距離アップに繋がっているのでしょう。いえ、一発の飛びではなく、平均飛距離がアップしていることですね。
マキロイは、ご存知の通りトレーニングをして、筋力アップをしていたということもあり、パワフルなスイングができるようになったのだろうと思います。ダスティン・ジョンソンは、もともと身長が高いですし、柔軟な身体で、深い捻転をつくって飛ばしてきます。
日本人選手は?
松山英樹選手 25位
平均飛距離:302.9ヤード
ミート率:1.456 / 最高値 1.493
石川遼選手 127位
平均飛距離:288.8ヤード
ミート率:1.456 / 最高値 1.517
松山英樹と石川遼を比べると、松山英樹の方が飛んでいます。平均ミート率は、同じなのですが、石川遼のミート率最高値は、1.517となっており、潜在的なパフォーマンスの高さがあることが伺えます。
飛ぶ選手は勝てる選手が多い?
日本国内の女子プロゴルファーの飛距離とヘッドスピード、ボール初速をまとめてましたが、やはり飛ぶ選手は勝てるというか、アドバンテージがありますね。ティーショットというのは、そのホールの第一打目となる訳ですから、最初から飛ばせていた方が、次のショットで持つクラブが変わってきます。5番アイアンで打つのと、8番アイアンで打つのでは、8番アイアンの方が精度の高いショットが打てる確率が高まります。
持つ番手だけではなく、グリーンまでの距離が縮められるのであれば、さらに的確なショットが打てるはずです。
やっぱり、飛距離は欲しいですね。
飛距離アップしてスコアが良くなるのか?と問われると、飛距離だけじゃないのは、判るのですが・・・飛ばせるのであれば、飛ばした方が良いと思います。私のようなアマチュアゴルファーは、とりあえず飛ばしておいた方が、良いスコアでまとめられそうな感じがします。
日々、精進
がんばります