
パッティングスタイルで自分のスイングの傾向をつかむ
ドライバーでのスライスを修正しようということで、色々なことを試して、色々なことを考えて、出来ることは取り入れていこうという考えで頑張っているのですが・・・なかなか直ぐには出来ないですね。
腕の振り方とかを考えた時に中部銀次郎さんの書籍「 もっと深く、もっと楽しく。―アマチュアのためのゴルフ聖書 」 160ページ辺りに書かれている文節を見つけました。パッティングではボールの目の真下にくる。よほど特殊なパッティング・スタイルをする人ではないかぎり、両手のグリップは目とボールを結ぶ線よりも、体の近くにあるはず・・・という文節です。これは、パターに関するアドレスというか構え方というか、手元の位置の事を説明されていますが、ここからパターと通常のスイングの共通点を見つけることが出来ます。
パターの時
両手のグリップは目とボールを結ぶ線よりも、体の近くにあるはず・・・前に出ない・・・というのが判り難いかもしれませんが下図のような状態のことを説明していると思います。
通常のスイング時
パターの時も通常のスイング時も手元は身体から大きく離れることはありません。むしろ、手元は身体の近くに置くといか、身体の近くを通るのが良いと言われています。
通常のショットでも両手のグリップが前に出てくるということは、ダウンスイングで右肘が早く解けてしまうことを意味している。当然ながらクラブヘッドの軌道は狂いやすくなるし、ヘッドスピードも落ちると中部銀次郎さんは書いています。
これは、手元は身体の近くを通る、身体の近くに置いておくという意味だと思います。それは、パターでも通常のショットのスイングでも同じであるということを説明しています。ならば、パターのストロークが適切であれば、通常のショットのスイングも適切になるかもしれませんね。というよりも、ドライバーショットなどのテイクバックでは、数十センチはパターの様に真っ直ぐに引くと表現することもありますから。
自室でパターでボールを転がしているだけでも、練習になるという言葉を聞きますが、本当なのだろうなということが判ってきます。もちろん、自室でパターでボールを転がすのですから、パターの練習になるはずです。ただ、パターでアドレスをしたときに、手元が身体より離れすぎている場合などは、真っ直ぐにストロークをすることが難しくなります。そして、パターでアドレスをして手元が離れているようならば、通常のショットでのスイングも知らずうちに手元が身体から離れてしまっている可能性があります。
通常のショットでのスイングで手元が身体から離れると・・・ダウンスイングで右肘が早く解けてしまう・・・ということは自然と腕が伸びようとしますから、アイアンであればボールの手前でダフってしまう可能性があります。
ちなみに、私の場合は・・・手元が身体から離れるようなアドレスとなっています。パターもけっこう手元を身体から離してしまうんですよね。その方が窮屈な感じがしないからです。通常のショットに関しても、少し手元を出す感じになってしまうんです。ですから、自然と脇が空く様な感じになっているんでしょうね。ただ、その方が窮屈感が無くて、腕が振れるような感じがしてしまうのです。
日々、精進
がんばります