中部銀次郎さんは得意クラブが無かった?
自分が得意とするクラブは何か考えた時に、以外に得意クラブが少ないなと思いました。得意とか、得意じゃないというよりも、自信が無いクラブが多いですね。7番アイアンと9番アイアンはけっこう得意かもしれないですね。深いラフとかに入ったり、フェアウェイバンカーにつかまったときなどは、とりあえず7番アイアンですね。
昔は6番アイアンだったのですが、ストロングロフトの影響からなのかゴルフレッスンの先生が7番アイアンか8番アイアンを推奨と言っておりましたので、7番アイアンが私の必殺武器みたいな感じになってきています。レッスンでのスイング作りのトレーニングも7番アイアンです。これは、私の身体能力というのと、私が使用しているアイアンのロフトなどにも関係していると思います。
ドライバーなんて得意じゃないけど、得意なクラブにしようと頑張って練習をしているのだけど、なかなかうまく扱えません。うまく扱えないというか自信が持てません。でも、最近は得意クラブというよりは、不安が少なくなったクラブと言えるようにはなってきました。
中部銀次郎さんは得意クラブをつくるという考えが無かったと書籍のなかで書いています。そして、得意なクラブをつくったとしても、ラウンド中に得意クラブの出番がなかったりすることもあると書いています。
得意クラブをつくるという考えよりは、どちらかというと苦手クラブを少なくするということを考えていたようです。ほとんどのクラブを不安無く扱えるようになれば、平静でいられるからと。とても参考になる考え方です。だから、中部銀次郎さんは、私には得意クラブは無いと書籍に書いていたんでしょうね。
得意クラブをつくるには時間を要しますし、ゴルフ場でも自信を持てるクラブをつくるには限界があります。膨大な時間を費やしても、3本、4本くらいが限界ではないかと思います。時間を費やしても得意となるクラブが少ない、キャディバッグの中に入っているクラブを全て使い切ることが出来ないというのが現実です。得意クラブが少ないとなると、とても引き出しの少ないゴルファーになってしまいそうで、これまた別の問題が発生してきそうですね。
得意なクラブをつくるという考えよりも、苦手なクラブを少なくできれば、いざという時に役立つクラブが増えるように感じますね。ただ、苦手なクラブを少なくするというのは、相当な練習が必要な気がしますから、現実的に難しいような気がします。
ドライバー、アイアン、ウッド、ユーティリティ、ウェッジ、パターなどを適量の練習時間を費やして、そこそこ打てるようにしておくことは出来るかもしれません。そこそこ打てるという程度ですから、得意クラブだとは言いきれません。
ですが、中部銀次郎さんの書籍にはこういったことも書かれています。そこそこボールが打てればそれなりのスコアは出せるというような事が書かれています。
ということから、中部銀次郎さんは得意クラブをつくるのではなく、苦手なクラブを減らすという努力をしていて、そのほうが良いスコアを出しやすかったのかもしれませんね。たしかにゴルフ場では、あまり練習をしていないクラブが必要となる場面が多いなと思うことがあります。練習していないクラブに限って、出番が多かったりするものです。
苦手クラブを減らすことで、どんなクラブでもそこそこ打てるようにしておけば、平静で居られるしそれなりのスコアでラウンドをすることが出来るという考えを持っていたのだろうと思います。
つまり、練習あるのみということですね。
日々、精進
がんばります