パトリックリードというゴルファー
2018年 マスターズ優勝
全てが良い方向に向かっていた感じがしますね。最終日、7番PAR4 PAMPASのセカンドショットでは、グリーンの傾斜をゆっくりとボールが転がり戻って、数十センチにつけます。
12番パー3 GOLDEN BELL では、数メートルのパッティングをカップインさせてバーディー。
13番 パー5 AZALEAでは、クリークにボールが落ちるかどうかギリギリのところで止まっていてくれたり。17番PAR4 NANDINAでは、グリーン脇から数十ヤードという距離をパターで転がしていきます。ボールか勢いが強くて、カップを越てしまいます。パターが得意なんでしょうね。
めちゃくちゃ飛ぶという感じではありませんが、正確なアイアンショットと感度の良いパッティングが奏功したように感じます。クラブ契約はフリーとのことですが、キャロウェイを使用しています。
パトリック・リード
パトリック・リードというゴルファーが登場したのは、いつ頃だったのかはっきりと記憶にはありません。ですが、最近の試合では確実に上位で名前を見かけるようになりました。名前を見るだけではなく、優勝をしたりもしています。
パトリック・リードの特長としては、左足が移動をするという不思議なゴルフスイングです。通常であれば、右足で蹴って身体に溜めたパワーを左足で食い止めるようにするのですが、パトリック・リードの場合は左足が少し移動するというか、回転するかのように後方へ動きます。シューズのソールが磨り減るのが早そうですね(笑)
左足が後方へ移動するということは、体が開きますので、左へのひっかけを防ぐことが出来ます。また、左足が移動できるというのは、あまり左足にチカラを入れていないと考えられます。つまり、右足体重のまま。右足を軸にしたスイングのように感じます。また、インパクト時の手さばきがとても上手な選手だなと思います。ドライバーのショットでは左足が移動しますが、アイアンショットでは左足が移動しないというのも特徴的ですね。
パトリック・リードのドライバーは短尺です。
昨今、ドライバーの長さといえば45インチ前後が主流となっていますが、パトリック・リードのドライバーは43インチのようです。短尺ドライバーです。43インチというと・・・スプーンと同じくらいか、今時のスプーンよりも短いくらいじゃないですかね。一般的なドライバーが45インチですから、43インチというと約5センチ程短いということになりますね。ドライバー自体のバランスはどのようになっているのでしょうか?興味ありますね。
やはりドライバーはシャフトが短いほうがジャストミートしやすいのでしょうね。シャフトが短いということは飛距離は落ちるけど、ミート率は高まるという感じがしますが、パトリック・リードの場合はシャフトを43インチにしたことによって飛距離が伸びたと言っていますので、すごいですね。
一時期、ドライバーのシャフトは長尺が流行した時期がありました。そして、またスタンダードなシャフトの長さとなりました。これからは短尺ドライバーが流行するかもしれませんね。ティーショット用のスプーンとかドライビングウッドとかの人気が高まる意味もわかりますね。やはりシャフトが短いほうが打ちやすいのだろうと思います。
ちなみにキャディーを務めていたのは、パトリック・リードの奥さんで、とてもキュートな女性です。お互いを支えあっているという雰囲気があります。
http://www.goteamreed.com/ というサイトも運営しているみたいですね。使用クラブ、セッティングに関しても上記URLサイトにて紹介されています。
これからが楽しみな選手ですね。
見た目は、なんか丸山茂樹さんに似ているような、スマイルが素敵ですね。
Patrick Reed’s 365-yard tee shot at the Memorial Tournament
パトリック・リードのティーショットです。左足が移動するという特徴的なスイングですね。
パトリック・リード プロフィール
- 生年月日 1990年8月5日生まれ 24歳
- アメリカ出身
- 身長: 183 cm