ミズノプロ 221、223、225アイアン
ミズノプロ 221、223、225アイアンが登場しました。それぞれの特徴などを紹介します。
ミズノプロ 221 アイアン

マイルドスチール(S25CM)を使用したグレインフローフォージドなアイアンです。グレインフローフォージドとは、フェースからネックまで1つの素材により一体成型の鍛造製法です。221アイアンは、完全ならフォージドアイアンとなります。7番アイアンのロフト角は、34度となっており、クラシカルロフトです。
7番アイアンのロフト角
- 7番アイアンのロフト角:34度
ミズノプロ 223 アイアン

4番~7番までは、クロムモリブデン鋼(SCM420)を使用した精密鍛造となってます。クロムモリブデン鋼を使用することでフェース面の強い弾きで飛ばせる設計となっており、番手ごとの飛距離差を作る狙いとなってます。
8番~PWまでは、マイルドスチール(S25CM)を使用した精密鍛造となってます。
マイルドスチールを使用することで適度なバックスピンを発生させることができます。
キャビティバックにすることで、ロングアイアン、ミドルアイアンも高弾道が打てるようになってます。
ショートアイアンは、ボールが上がり過ぎずにスピンを発生させて止めるボールが打てる設計となってます。
こちらも、グレインフローフォージド製法となってます。
7番アイアンのロフト角
- 7番アイアンのロフト角:32度
ミズノプロ 225 アイアン

一見、マッスルバック風なアイアンですが、実は中空っぽい構造となっており、飛距離を追求した飛び系アイアンです。
使用素材は、クロムモリブデン鋼(SCM435)、ソフトステンレススチール(SUS431)、マイルドスチール(S25CM)などの異なる素材を組み合わせて作られたアイアンとなります。完全なる飛び系アイアンとなってます。
中空構造に近い設計となっており、JPX921 ホットメタルと同じような構造のアイアンです。
7番アイアンのロフト角
- 7番アイアンのロフト角:30度
ミズノプロ221、223、225アイアンの選び方
3種類のヘッドがありますが、どのアイアンを選べば良いのか?選び方、考え方を書きますので参考にしてください。
ミズノプロ 221 アイアン
マイルドスチールを使用した鍛造アイアン(フォージドアイアン)、7番アイアンのロフト角34度という、クラシカルロフトなアイアンです。ヘッドスピードが速いゴルファーが、飛び過ぎを防ぎつつ、止めるボールが打てるアイアンです。
飛ぶというよりは、止める、止まるボールが打てるアイアンという考えを持つと良いかと思います。
打感は、鍛造アイアンらしいマイルドな打感です。
ヘッドスピード40m/sくらいのゴルファーが打てば、7番アイアンの飛距離はキャリーで約125ヤードくらいとなります。
ミズノプロ 223 アイアン
見た目的にはキャビティバックとなってますが、221アイアンが優しくなったというイメージのアイアンです。221アイアンは、マイルドスチールを使用した鍛造アイアンだったのに対して223アイアンは、番手ごとの飛距離差を作るためにクロムモリブデン鋼(SCM420)を使用した鍛造製法を取り入れており、飛ばせるけど、適度にバックスピンが入って止められるボールが打てます。また、打感も鍛造アイアン独特のマイルドな打感となります。
221アイアンでは、飛距離不足、番手ごとの飛距離差が作れないという人に向いてます。
ヘッドスピード40m/sくらいのゴルファーが打てば、7番アイアンの飛距離はキャリーで約130ヤードくらいとなります。
ミズノプロ 225 アイアン
ボールの弾きを良くするための素材が使われており、完全な飛び系アイアン、鋳造型のアイアンとなります。見た目的には、マッスルバック風なアイアンとなっており、難しそう感じがしますが、中空構造っぽいので実は優しく飛ばせます。
飛距離不足なゴルファーに向いてるアイアンです。
各モデル 比較
比較表を作ると判るのですが、それぞれ7番アイアンのロフト角が異なりますし、使用されてる素材も異なります。
モデル名 | 使用素材 | 7番のロフト角 |
ミズノプロ 221アイアン |
マイルドスチール(S25CM) | 34度 |
ミズノプロ 223アイアン |
クロムモリブデン鋼(SCM420) マイルドスチール(S25CM) |
32度 |
ミズノプロ 225アイアン |
クロムモリブデン鋼(SCM435) ソフトステンレススチール(SUS431) マイルドスチール(S25CM) |
30度 |