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ミスの度合いが違うというだけ

中部銀次郎さんの書籍「 もっと深く、もっと楽しく。―アマチュアのためのゴルフ聖書 」 177ページ辺りに書かれている文節・・・ゴルフに理想的なプレーがあるとするなら・・・生身の人間がやるかぎり、ミスをする。ミスショットは日常茶飯事であり、むしろナイスショットの方が稀なくらいだ。ただ、ハンディキャップの数に応じて、ミスショットの度合いが違うというだけ・・・と書かれています。

これは、ゴルフというスポーツの極論かもしれませんね。ミスショットの度合い という言葉も独特ですね。ミスショットの回数ではなくて、ミスショットの度合いです。ミスショットの度合いというのは、そのミスの軽重を意味しているのだと思います。

つまり、ミスの度合いというのは以下のように解釈できます。

  • リカバリーできるかもしれないミスは軽度なミス
  • スコアを大きく崩してしまいそうなミスは重度なミス

・・・そんな意味があるのだろうと思います。

プロゴルファーでもラウンドのなかで、全くナイスショットが無かった、ミスばかりだった・・・とテレビのインタビュアーに応答している場面をテレビで見かけたりもしますが、実際のラウンドはミスがあったようには見えなかったりもします。それは、軽度のミス だったからなのかもしれません。軽度なミスが続いていたから、スコアは大きく崩れない・・・だけど、プロゴルファーとしてバーディーを獲ったりして上位に食い込めなかったという意味なのかもしれません。

プロゴルファーは、ゴルフをすることに関してはプロフェッショナルであり、私のようなアマチュアゴルファーからしたら、参考にもならない程に凄すぎます。

18ホールのうち、全て2パットだったとしたらば、36パットとなります。
スコアが88だったら、ショットは52回も打っていることになります。
ショットが52回+36パット=スコア88。

パッティングとショットに分けて、どこにミスがあったのかを考えれば、自分のゴルフの修正点が見つかってきます。そして、ミスの回数ではなくて、ミスの軽重を考えて、突き詰めていけば、何が悪かったのかが見えてきます。もしかしたら18ホールで40パット、48ショットかもしれません。30パット、58ショットかもしれません。その数字は人それぞれだと思います。

本当に何が良かったのか悪かったのかを知るには、1打づつ自分のショット、パッティングを見つめ直す必要があると思います。それこそダフリが何回あったのかとかもデータにする必要があるのかもしれません。

ただ、ラウンドを終えてからスコアを見つめていくと・・・3パットが多かったとか、アプローチが寄らなかったとか、フェアウェイキープ率が悪かったし、OBが2発あったとか・・・色々な事が見えてきます。良くなかったショット、ミスショットの中から、最もスコアに直結するようなミスショットを見出すことができれば、そこを補うための練習をすれば良いわけです。OBは明らかにスコアに直結しますし、アプローチも寄せ切れなければスコアに直結します。そして、パターはカップインをさせるのですから、最もスコアメイクに近いというか直結しているように感じます。

とくにグリーンを狙ったショットというのは、グリーンを大きくオーバーしてしまったりすることもありますし、グリーン手前のバンカーにつかまってしまうこともあります。果敢にグリーンを狙ってみたものの、グリーン手間の深いバンカーにつかまったり、バンカーの縁にボールがいってしまってアドレスをするのも苦しい状況になっていたり、グリーン奥の木の下にいってしまって芝生が殆ど無くて砂利のようなライだったり・・・というような状況になってしまうことがあります。つまり、練習したことがないような状況でのショットやアプローチを要求されてしまうようなことになってしまいます。

それは、ミスショットというよりもミスしてもOKな場所を見極めていないということになります。ゴルフが上手な人に限って、ミスというか、グリーンを外してしまってもOKな場所にボールがあったりしますし、寄せる事が出来れば何とかなるような場所にボールがあったりします。大きくスコアを崩さないようなミスというのは、もともとミスをすることを想定していれば予防が出来ることですし、グリーンの形状、ハザードの配置、周りの地形や起伏などを把握しておくことも必要になってきます。

ミスの度合いが違うというのは、ショットがうまいのか下手なのかではなくて、最初からミスを想定しているかどうかというところにヒントがあるような気がします。また、ゴルフが上手な人に限って、とても簡単なクラブを使っていることもあります。簡単なクラブを使うことで、致命的なミスを軽減させるという考えがあるのだろうと思います。

ミスの回数が多いとか少ないとかではなく、ミスの度合い・・・ミスの軽重の違いというのがスコア(ハンディキャップ)に影響を及ぼしているということなのだろうと思います。ゴルフが上手な人で、飛ばないし、アイアンの当たりも悪いし、フェアウェイからのウッドも何かダフってる感じがする・・・だけどスコアをまとめてくるという人が居ますが、ミスの回数が多くても、ミスの度合い(ミスの軽重)を考えてみると、大きくスコアを崩すようなミスではないということなのだろうと思います。

日々、精進
がんばります

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
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