ゴルフの飛ばし屋と言われたゴルファー達
All-Time Long Hitters
PGATOUR の TouTubeチャンネルに All-Time Long Hitters というタイトルの動画がありました。少し古い動画なのですが、昔の選手から現代の選手までロングヒッターな選手を紹介する動画となっていきます。ロングヒッター、つまり飛ばし屋ということです。
サム・スニード

冒頭からサム・スニードの切れ味の良いスイングが観られます。カッコイイですね?! 現代のゴルファーよりもスイングが美しく見えるのは私だけでしょうか? 本当に綺麗なスイングです。現代のクラブと昔のクラブとの性能が違うだろうし、重さも違いますから、手首の使い方がとても綺麗に見えます。
アーノルド・パーマー

ちょっと変わったフィニッシュを決める選手ですよね。とても個性的です。お歳を召してからも、そのスイングスタイルは変わらずに健在。ジャック・ニクラスに今までに刻んだことはあるのか?と聞かれたときに、アーノルド・パーマーは無いと答えたと言います。そして、刻んでいれば、もっとたくさん勝てたよと話していたとのこと。飛ばすことをばかりを考えていたかは判りませんが、飛ばすことのリスクを背負っていたことは間違いありませんね。
タイガー・ウッズ

タイガー・ウッズが飛ばし屋なのかは判りませんが。昔は、43.5インチのドライバーで、それなりの飛距離を出していましたからね。絶好調のときには飛距離だけではなく、殆どのツアーで優勝をさらっていきましたね。今は43.5インチのドライバーではなくて、もう少し長めだと思います。
バッバ・ワトソン

現代で飛ばし屋といえば、バッバ・ワトソンですね。ボールを曲げているにも関わらず飛距離が出ます。ミスショットをすると、思わぬ方向へ飛んでしまうというリスクもありますが。2012年の動画ですから、2015年の今現在とは少し状況が異なるんですけどね。2015年であればジェイソン・デイとか登場してくるかも。
ジョン・デイリー

野球場でピッチャーがボールを投げて、そのボールを打つバッターが・・・ゴルファー! そのゴルファーこそがジョン・デイリー。ボールは場外にぶっ飛び。そんな映像から紹介が始まるのがジョン・デイリーです。巨漢ですが、身体が柔らかいのかとてもスムーズなスイングをします。フライングエルボーなオーバースイングが特徴的です。
ジャック・ニクラス

最後は、やっぱりジャック・ニクラス。もちろんゴルフが上手いから帝王なんて呼ばれていましたが、ジャック・ニクラスの場合はゴルフ技術だけではなく、生まれつき人を魅了する何かを持っているように感じますね。人が見ているとき、人々が注目しているときこそ何かをしてくれます。今年2015年マスターズ前日のPAR3コンテストでもホールインワンを獲ったりと、何かをしてくれる人だと思います。
ジャック・ニクラス ホールインワン動画
ちなみに2015年マスターズ前日のPAR3コンテストでのホールインワン動画です。
ジャック・ニクラスの飛距離
ジャック・ニクラスは飛ばすのか? 色々と調べたところ From Golf My Way というジャック・ニクラスの理論書がありまして、それに記載されていました。大よその飛距離として理解してもらえればと思います。
- ドライバー: 250 ヤード
- 3番ウッド: 235 ヤード
- 1番アイアン: 215-235 ヤード
- 2番アイアン: 205-220 ヤード
- 3番アイアン: 195-210 ヤード
- 4番アイアン:185-200 ヤード
- 5番アイアン: 170-185 ヤード
- 6番アイアン: 155-170 ヤード
- 7番アイアン: 140-155 ヤード
- 8番アイアン:130-145 ヤード
- 9番アイアン:105-135 ヤード
- ピッチングウェッジ: 80-130 ヤード
- サンドウェッジ: ~100 ヤード
なんだか、自分の飛距離に似ているな・・・と思うかもしれません。それは、現代とはクラブの性能が異なることを意味しているのだろうと思います。昔のプロゴルファーを知れば、知るほどなんだか親近感が沸いてきます。ジャック・ニクラスは上述した飛距離でオーガスタ マスターズでも優勝をしています。もちろん、オーガスタのコースも現在よりは全長距離が短かったとは思いますが。考え方によっては、色々なヒントが得られますね。
日々、精進
がんばります