ジョーダン・スピース の キャディ | マイケル・グレラー
2015年のマスターズ優勝をしたジョーダン・スピースですが、あっという間にヒーロー的な存在となりつつありますね。2014年 ダンロップフェニックスに出場するために来日したこともありますし、松山英樹選手とのラウンドをも果たしています。
ジョーダン・スピースは松山英樹を良きライバルとして認めているようです。ジョーダン・スピースは若くて才能があのだろうとは思いますが、名選手の影には名キャディの存在ありということで、ジョーダン・スピースのキャディである、マイケル・グレラー氏の存在も忘れてはいけないなと思います。
マイケル・グレラー氏は、もともとは学校で算数、科学を教える教員をしていました。マイケル・グレラー氏 本人もゴルフが好きだったとのことでスクラッチプレイヤーだったらしいです。ボランティア活動のひとつとして競技に参戦するアマチュアゴルファーのバッグを担いだりもしていたとのことです。
マイケル・グレラー氏はスクラッチプレイヤーで、それなりのゴルフ技術を持っていたのだろうとは思うのですが、それよりも興味深いなと感じたのが、様々なゴルフクラブのメンバーだったり、ゴルフ場で働いていたことがあるという経験を持っていることです。以前には、チェンバーズベイというゴルフ場でも働いていたことがあったようです。
スクラッチプレイヤーであり、様々なコースの特徴、情報を持っているということは、既にキャディとしての素質があったのかもしれませんね。自分自身がプレイヤーであるからこそ、良いアドバイスなども出来るのだろうと想像が出来ます。
チェンバーズベイ・・・? 聞いたことありますね・・・と思ったら、全米オープンゴルフの舞台となっている、今まさに試合が行われているゴルフ場ですね。
彼が働いてた時期とはコースの状態は変わっているだろうとは思いますが、変わらない面もあるだろうし、天候、環境などを知り尽くしていますので、明らかに有利な情報を持っているはずですし、豊富な情報は選手にとっては勝つための糧ともなります。
ジョーダン・スピースは全米ジュニア・アマチュア選手権で2009年と2011年に優勝をしています。その時にキャディをしていたのが、マイケル・グレラー氏です。
ジョーダン・スピースは、もともとプロゴルファーになろうという考えがあったようですが、プロゴルファーになるためのPGAの仕組みが変更になってしまい、プロゴルファーになりにくくなってしまうということを懸念して、プロ転向を早めることを決意します。そして、せっかく入学をしたテキサス大学を中退をしてプロ転向を目指したとのことです。
才能があったとしてもプロに転向して勝ち続けられるのかどうかなんて分かりません。勝てなければ収入なんてありません。
プロ転向して勝てることを祈りながら、マイケル・グレラー氏に引き続きキャディをしてくれるように頼んだとのこと。
マイケル・グレラー氏にとっては賭けのような決断です。今まで通り学校の先生をしていれば、確実に収入は保証されます。ですが、ジョーダン・スピースをサポートするキャディとなれば、収入としては今以上になるかもしれないし、自分が好きなゴルフというスポーツに携わることもできるし、今まで以上に魅力的な仕事が出来ます。
今ではジョーダン・スピースの活躍は誰もが知るところとなりましたし、アメリカではニューヒーローの登場とも言われています。そして、2015年のマスターズでも優勝をしています。ジョーダン・スピース&マイケル・グレラー 2人はこれからも躍進をしていくでしょうね。
https://twitter.com/michael_greller
https://twitter.com/JordanSpieth
ジョーダン・スピースのツイッターでは、自分自身が使っているドライバーなどの写真をシェアしていたりしますので、とても興味深いです。
@minhdnguyen @Titleist I'm hitting my new 915 right now! pic.twitter.com/MwDnvdDjtr
— Jordan Spieth (@JordanSpieth) 2014, 11月 14
2015年の全米オープンゴルフですが、こういった内容のお話を聞くと、ますます楽しくなってきますね。ジョーダン・スピースは、もしかしたら、もしかするかも? という感じがします。
全米オープンゴルフ、明日は最終日です!
たのしみです!