
ジョーダン・スピース ウォームアップ | ラウンド前の練習
2023/03/25更新
ジョーダン・スピースのラウンド前のウォームアップの紹介動画を見つけましたのでシェアします。スタート前 1時間15分の間にどのような練習をするのかということを、まとめた動画となっています。ジョーダン・スピースが実際にどのような練習をしているのかを見ることが出来ますので、とても勉強になります。
2015年 マスターズで優勝をして、第115回全米オープンゴルフでも優勝をしたジョーダン・スピースの練習ルーティーンを紹介するという動画となっています。とても興味深い内容となっています。
ジョンディアクラシックの時のハイライト動画もなかなか凄いです。
ジョーダン・スピース ウォームアップ動画
※動画はPGATOUR.com の YouTube より
まずは、パターから練習をしていきます。パター練習を終えるとドライビングレンジでショットの練習をします。レンジでのショットの練習はウェッジから始めます。ドライビングレンジでアイアンショットの練習もするのですが、8番アイアイン、6番アイアン、4番アイアンという偶数の番手を練習しているところが気になりました。気になったというか、何かしらの理由があるかと思うのですが、その理由が見つかりませんでした。自分のクラブセッティングのロフトの関係から、そういった偶数番手の練習をするのでしょうか。
動画のなかではドライビングレンジでは以下の順番でショットの練習をしています。
- 60°ウェッジ
- 56°ウェッジ
- ピッチングウェッジ
- 8番アイアン
- 6番アイアン
- 4番アイアン
- ハイブリット(ユーティリティ)
- 3番ウッド
- ドライバー
ハイブリットを5球打ちます。そして、3番ウッドは6球打ちます。3番ウッドでグリーンを狙うこともあるだろうしティーショットで使用することもあるからでしょうか、ドライバーよりも多くショットの練習をしています。ドライバーショットの練習は少ないです。4球しか打ちません。ドライバーはいつも通り振ることが出来ているのかどうかを確認しているだけなのかもしれないですね。打ちすぎると疲れてしまいますし、ナイスショットの感覚を失ってしまうからかもしれないです。
練習の仕方を見ているだけでも色々なヒントがあるように感じますし、ジョーダン・スピースのスコアの作り方というか作戦というのも見えてきますから勉強になりますね。
また、距離の短いショットの練習が多いというところも見習うべき点かもしれないですね。スコアをまとめるには、100ヤード以内という短い距離からのショットの精度が求められるからでしょうね。ジャック・ニクラスもスコアの大半は120ヤード以内のショットで作られると言っていましたからね。
チップショットの練習
ドライビングレンジでの練習を終えたらチップショット、バンカーショットの練習をはじめます。ウェッジでのショット、チップショットなどは入念に練習している感じがしますね。チップショットはわざわざラフの深い所にボールを置いて、ラフからのショットを想定しているようです。
ウォームアップ・トータル
最後にはフルスイングを何回したのか、練習パット数は幾つかなどの集計が表示されます。とても興味深い内容だと思いますし、ラウンド前の練習の大切さを感じさせてくれますし、ラウンド前の良い練習方法を見つけるヒントになりそうな気がします。
フルスイングでボールを遠くへ飛ばすための練習よりも100ヤード圏内のショットが多いということが表示されていますね。スコアをつくるには、ボールを遠くへ飛ばすというショットよりも、如何にカップにボールを近づけることと、如何にカップにボールを入れることが大切かということを知っているのでしょうね。
とても勉強になります。
ジョーダン・スピース 練習ラウンド スローモーション動画
フェデックスカップ プレーオフ最終戦 ツアー選手権で優勝をして 年間王者となったジョーダン・スピースですが、彼の練習ラウンドのときのスローモーション動画を見つけましたのでシェアします。
それほど長い時間の動画ではありませんが、ジョーダン・スピースの独特なグリップと個性的な腕の使い方をじっくりと見ることが出来ます。グリップや腕の使い方だけではなく、左足の使い方も特徴的だと思います。
Jordan Spieth slo-mo clips during his practice round at the TOUR Championship
ジョーダン・スピースのグリップ(握り方)
グリップ(握り方)が独特ですね。ジョーダン・スピースは左利きということで、左腕(左手)が強いです。通常のインターロッキングであれば右腕(右手)の自由を制御しようと考えるのですが、ジョーダン・スピースの場合は逆です。左腕(左手)の自由を制御しようとしているため、このような変則的なグリップ(握り方)になっているようです。不思議ですね。
ドライバー スイング
やはり体幹が強いんでしょうね。しっかりと捻転していますね。動画を見るとわかるのですがコックが少なくて、肩だけでクラブを上げているようです。トップではシャフトを左手、右手で支えるというか、グリップ(握り方)にシャフトの圧を感じるのですが、ジョーダン・スピースの場合は完全に左手だけでシャフトを支えているように見えますね。胸は右を向いたままでクラブを下ろしてくるという姿勢が綺麗ですね。今の私はこの形が甘いのでスライスが多発するんだろうなと思います。この姿勢で既に顔が飛球線を向くという・・・完全にヘッドアップですね。
体重移動をあまりしていないのか、それとも最初から左足側に軸の意識を持っているからなのか、その場で回転をするという感じですね。左足の捲れているのが気になりますけど。ジョーダン・スピースのスイングを見ていると胸が右へ向いて、左に向くという動作に肩と腕が連なっているだけという感じがしますね。クラブのフェース面を真っ直ぐにしてスイングをしようとしているのが判ります。現代的なドライバーには、ピッタリなスイングかもしれないですね。
最近はドライバーのスライスで悩んでいますが、ジョーダン・スピースのスイングを分析をすることで、現代的なデカヘッドのドライバーを取り扱う方法のヒントが見つけられそうな感じがします。
日々、精進
がんばります