ジョーダン・スピース の スイング
マスターズ トーナメント 2015 で優勝したジョーダン・スピースのスイングですが、ご存知の通り右打ちです。スイングの特徴としては、左肘が曲がっていますね。肘が曲がっているというか、ゆとりがあるというか、引けているというか・・・特徴のあるスイングをします。きっと、ジョーダン・スピースは元々は左利きであり、利き腕が左腕であることが影響しているように感じますね。
私はゴルフスイングに関しては習っている立場なので、スイングに関してはあまりコメントできませんけど・・・興味深いサイトを見つけましたのでシェアします。
Swing Sequence: Jordan Spieth : Golf Digest です。
英語のサイトですが、ジョーダン・スピースのスイングが正面、後方からとシークエンスが見られます。英語が判らなくても写真だけでも十分にどのようなスイングをしているのか確認が出来ます。スイングだけではなく、シャフトの撓り具合なども確認が出来ます。シャフトの性能を十分に活かしてスイングをしていることが判ります。
ちなみにYouTubeにも投稿されていましたのでシェアします。
Swing Analysis: Jordan Spieth
Swing Sequence: Jordan Spieth : Golf Digest では ジョーダン・スピースのスイングシークエンスが見られます。なかなか勉強になります。テレビの映像で見るよりはスタンスが広めなんだと思いました。そして、最初から左側に体重が乗っているように見えますね。
また、ジョーダン・スピースが使っているドライバーのシャフトが短いように感じます。短く見えるだけなのかも知れません。ジョーダン・スピース は パターがとても上手いです。ボールを見ずに、カップを見てパッティングするスタイルはとても有名です。
ですが、PGATOUR の STATS(スタッツ) を確認すると、短い距離のパターは苦手のようですね。下の表がパッティングに関するSTATS(スタッツ)です。まずは下の表を見て下さい。
- PUTTING FROM 3′ 99.65% RANK 68
- PUTTING FROM 4′ 95.45% RANK 35
- PUTTING FROM 5′65.79% RANK 200
- PUTTING FROM 6′ 84.85% RANK 7
- PUTTING FROM 7′ 63.64% RANK 73
- PUTTING FROM 8′ 55.56% RANK 81
- PUTTING FROM 9′ 52.38% RANK 68
- PUTTING FROM 10′26.32% RANK 154
- PUTTING FROM 4-8′ 69.37% RANK 80
- PUTTING ? INSIDE 10′ 87.32% RANK 107
10フィート(約3メートル)のところは数字が悪いです。ランクも154となっています。
そして、5フィート(約1.5メートル)くらいのパッティングの数字も良くないですね。ランクは200です。1.5メートルという距離のパッティングは私も苦手です。入れどころ、外しどころの微妙な感じです。この距離のパッティングは、1度苦手意識が芽生えてしまうと、なかなか克服できないと思います。
STATS(スタッツ)を見る限りでは、ジョーダン・スピースも距離が短いパッティングに苦しんでいたのだろうと感じさせます。いや、もしかしたら今でも苦手意識があるのかもしれませんね。
短い距離のパッティングが苦手だから、ボールを見ない カップを見たままパットをするスタイルを身に付けたのかもしれませんね。
STATS(スタッツ)を見ると、色々なことが判ってきますね。