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アイアンショットでスピンをかける | ハーヴィー・ペニック

アイアンショットでグリーンを狙って、ボールがグリーンに落ちてからスピンが掛かってボールが戻るのを見ると、カッコイイな?と思いますし、あんな風に打てると良いなと思ったりもします。ハーヴィー・ペニックのレッド・ブックにアイアンショットでスピンを掛けるということに触れている場面があります。なかなか興味深いです。

とあるゴルファーが上級者ゴルファーにグリーンを狙ったアイアンショットでボールにスピンをかけてボールが戻ってくる方法を聞く場面があります。スピンを掛ける方法は簡単で、アイアンでボールをソリッドに打つこと。

それだけであると答えます。

それだけなのですが、ソリッドに打つことが難しいことが判っているゴルファーだからこそ、ソリッドに打つことである。それだけだ。と答えているように感じました。

そして、その後に続く言葉が・・・あなたがグリーンを狙ったアイアンショットはカップを越えることが多いのか、それともカップの手前に落ちることが多いのか、どちらですか?と質問を投げかけたところ、殆どがカップの手前にボールが落ちることが多いと答えました。

カップの手前にボールが落ちるのに、なぜスピンを掛ける必要があるのか?というやりとりがされます。スピンを掛けられるショットが良いとか悪いとか、必要であるとかそういったことには一切振れられていません。ただ、それだけのやり取りです。

とても面白いなと感じました。

アイアンショットではないのですが、私も一時期はアプローチで必ずボールを上げて、スピンを掛けたいと思いながら一生懸命に練習をしていた時期があります。グリーン周りから、ふんわりと柔らかくボールが上がって、カップ目掛けてボールが落下して、スピンが掛かってボールが下がってくるというイメージが頭の中にありました。スピンを掛けなければいけない理由とか目的などはあまり考えていなかった時期でした。

とにかく、スピンが掛かるアプローチがカッコイイと思っていた自分が居ました。

ウェッジでボールをふんわりと上げて、グリーン上で少しスピンが掛かったりなんかすると、カッコイイじゃないですか。カッコイイだけじゃなくて、コイツなかなかやるなと思わせることが出来ますからね。アイアンショットも同じで、グリーンを狙ってアイアンショットをしたときにスピンをかけられたらカッコイイですからね。という見栄っぱりなところが先行してしまうようでは、いけないということですね。カッコイイというよりも、スコアになるのかどうか、今の自分に必要なのかどうかということが大切なんですね。

つまり、今の自分に必要のないゴルフ技術を欲しがってしまい、自分で勝手にゴルフを難しくしてしまうのだろうということを伝えたかったのかなと思います。

日々、精進
がんばります

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
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