
ヘンリク・ステンソンの使用クラブセッティング
2023/03/25更新
ヘンリク・ステンソンの使用クラブセッティングの紹介です。2016年、2017年、2018年と併せて紹介します。
2018年 ヘンリク・ステンソン クラブセッティング
ドライバー | ローグドライバー![]() |
FW | ディアブロオクテインツアー![]() |
アイアン | レガシー ブラックアイアン![]() |
パター | オデッセイ ホワイト ホット プロ #7![]() |
2016年 全英オープンで優勝したヘンリク・ステンソンのクラブセッティング
全英オープンで優勝したヘンリク・ステンソンのクラブセッティングが紹介されていましたのでシェアします。ティーショットではスプーンを多用することが多い選手ですが、今回は距離の長いPAR4のホールがありましたので、ドライバーを使う場面も何度かありましたね。ヘンリク・ステンソンの使用クラブを見ると面白いことが判ってきます。
ヘンリク・ステンソンの使用クラブは以下の通りとなっています。
※ Winner’s bag: Henrik Stenson, The Open Championship
ドライバーはキャロウェイXR16とのことで、新しいモデルのドライバーですね。3番ウッド(スプーン)は、Callaway Diablo Octane Tour(キャロウェイ ディアブロ オクテイン ツアー)を使用しています。ツアーは、ヘッドが小さ目になっています。ツアーじゃない、従来のウッドの方は、けっこうヘッドが大き目に作られています。この3番ウッド(スプーン)は、けっこう古いモデルです。2010年12月頃に発売されたクラブです。オクテインのウッドは、構えてみると、フェース面が出っ歯になってます。ですから、とても捉まりが良いのです。ヘンリク・ステンソンのスイングとマッチするのかもしれませんね。
ちなみに、アイアンはCallaway Legacy Black(キャロウェイゴルフ レガシーブラック)を使用していますが、これも最新モデルではありません。アイアンのキャビティ部分からすると、2011年のレガシーブラックだろうと思われます。ちなみに日本マーケット向けに作られたアイアンです。
古いクラブが良いという訳ではないと思いますが、自分が使いやすいクラブを探していたら、このようなセッティングとなってしまったという感じなのかもしれませんね。ドライバーだけが最新モデルというのは・・・もしかしたらドライバーの使用頻度は少ないから、どれでも良いかな・・・という気持ちなのかもしれません。
Taking a closer look at the equipment Henrik Stenson used to win #TheOpen. https://t.co/lMHs5EGG8S pic.twitter.com/ofNZgmsVA1
— Jonathan Wall (@jonathanrwall) 2016年7月17日
ヘンリク・ステンソンの飛距離やヘッドスピードなど
PGATOURサイトよりデータをばっすい
以下となります
- DRIVING DISTANCE : 292.0
- CLUB HEAD SPEED : 118.93mph
- SMASH FACTOR : 1.485
マイルをメートル毎秒に変換して、ミート率とヘッドスピードからボールスピードを算出すると以下の通りとなります。
- ドライビングディスタンス : 292ヤード
- ヘッドスピード : 53.16m/s
- ミート率 : 1.485
- ボールスピード : 78.94m/s
ヘンリク・ステンソンの場合は、ティーショットを3番ウッド(スプーン)で打つことが多いですから、STATSのドライビングディスタンスは殆どが3番ウッド(スプーン)でのショット・データだろうと思います。STATSを見ると、めちゃくちゃスゴイという感じではありませんが、ショットの精度がとても高いのだろうと思います。飛ぶし、曲がらないし、想い描いたところにボールを運んでくるというのがヘンリク・ステンソンの強みなのかもしれませんね。
ヘンリク・ステンソンのセッティング ウィンダム選手権 2017年
ウィンダム選手権で、ヘンリク・ステンソンが優勝しました。ショットの精度がとても高いですね。ヘンリク・ステンソンといえば、オリンピック出場、ミケルソンとの一騎打ちの全英オープンが思い出されます。そして、ヘンリク・ステンソンといえば、スプーンです。優勝時のクラブセッティングが紹介されていましたので、シェアします。
ヘンリク・ステンソンのセッティング
ヘンリク・ステンソンのセッティングにはドライバーが入っていません。3番ウッドからのセッティングとなっています。もともと、ヘンリク・ステンソンは、ドライバーを使わないことで有名ですし、それが彼の特徴でもあります。
Taking a look at the @CallawayGolf clubs and @Titleist ball Henrik Stenson used to win the @WyndhamChamp. https://t.co/L1aWTwPS0N pic.twitter.com/bjtKJ9scTU
— Jonathan Wall (@jonathanrwall) 2017年8月20日
What Stenson used to win at Wyndham
Callaway Diablo Octane Tour(キャロウェイ ディアブロ・オクテイン・ツアー)

※GDOギアカタログより
ヘンリク・ステンソンが使っているスプーンは、キャロウェイの古いモデルです。ディアブロ・オクテイン・ツアーです。以前は、GBB EPIC のフェアウェイウッドを使っている写真を見かけたのですが、使い慣れたディアブロ・オクテイン・ツアーに戻したのでしょうか。この人も、あまりクラブを変更しませんね。というよりも、大きく変更したのを見たことがありません。
ちなみにロフト角が13度となっていますので、最近の3番ウッドよりもロフト角が立っていますので、ドライバー並に飛ばせる可能性は高いですね。シャフトは、グラファロイ・ブルーです。
キャロウェイ ディアブロ・オクテイン・ツアーは、既に中古市場ですら、あまり見かけなくなりました。売られていても、数千円ほどで購入ができます。
ヘンリク・ステンソンが使っているスプーンは、キャロウェイの古いモデルです。ディアブロ・オクテイン・ツアーです。以前は、GBB EPIC のフェアウェイウッドを使っている写真を見かけたのですが、使い慣れたディアブロ・オクテイン・ツアーに戻したのでしょうか。この人も、あまりクラブを変更しませんね。というよりも、大きく変更したのを見たことがありません。
キャロウェイ オクテインは、構えると出っ歯となっており、捉まりが良さそうなイメージが伝わってくるクラブです。ステンソンは、ヘッドアップじゃないけど、ルックアップだろうと思うのですが、頭の上りが早いように感じます。自分のスイングと捉まり具合が、丁度よかったのがキャロウェイ オクテインだったのかもしれませんね。
ちなみに、ディアブロ・オクテイン・ツアーは、ロフト角が13度となっていますので、最近の3番ウッドよりもロフト角が立っていますので、ドライバー並に飛ばせる可能性は高いですね。シャフトは、グラファロイ・ブルーです。
キャロウェイ ディアブロ・オクテイン・ツアーは、既に中古市場ですら、あまり見かけなくなりました。売られていても、数千円ほどで購入ができます。
XR 16 PRO フェアウェイウッド

※GDOギアカタログより
ステンソンが使っているクラブの中でも、割と新しいクラブですね。低重心で、とても弾きの強いウッドです。XR16 PRO フェアウェイウッドは、ヘッドのサイズが小さ目となっており、コンパクトです。低重心で浅重心となっており、ある程度のパワーが無ければ、ボールに揚力を与えるのが難しいです。
LEGACYアイアン ブラック アイアン

※GDOギアカタログより
これも古いクラブです。2011年のモデルです。グース少な目で、日本人向けに作られたアイアンです。つまり、日本マーケット用のアイアンです。バウンス多目のアイアンで、重心距離などの重心配置のバランスが非常に良いとのことで、人気を集めたアイアンでした。
ヘンリク・ステンソンのセッティングから思うことは、自分のゴルフができるセッティングを、自分なりに模索し続けた結果このようなセッティングになったということを感じます。ドライバーが入ってないとか、何かを使わなければいけないとか、何かが入ってないとか、そういったことは関係無くて、自分のゴルフがしやすいセッティングを追求し続けた結果なのだろうと思います。実際に優勝して、それなりの結果をだしていますから。