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ヘンリク・ステンソンに習う、3番ウッド(スプーン)のティーショット


少し前の動画なのですが、ヘンリク・ステンソンが3番ウッド(スプーン)を使用してティーショットするためのコツや考え方などが紹介されています。2014年の動画なのですが、なかなか興味深い内容となっています。

動画では実際に4番ウッドでのティーショットを披露してくれています。そして、3番ウッド(スプーン)を使う理由などの質問を投げかけて回答を貰っています。

3番ウッド(スプーン)の飛距離は?
3w の 平均飛距離 250メートル。
ヤードなら 275ヤードくらい。

3番ウッド(スプーン)を多用する理由は?
私はティーショットではドライバーはあまり使いません。
フェアウェイキープを第一に考えているから。
フェアウェイキープが重要。
ドライバーショットを曲げて狙うのも得意じゃない、真っ直ぐ打つほうが良い。
3番ウッド(スプーン)なら、フェアウェイが曲がっていてもわざわざ曲げる必要が無くなる。

世界マッチプレー選手権の18番ホールにて
ドライバーは要りません。4番ウッドで打ちますと言ってから、そして無造作にボールをティーグラウンドに放り投げて、4番ウッドでショットをしてくれます。4番ウッドで打った理由としては、標高が高いから飛距離が出てしまうことと、バンカーを避けてフェアウェイキープを最大の目的としているからとのことです。

ヘンリク・ステンソンの会話をまとめてみると

  • フェアウェキープが最重要
  • フェアウェキープをするためにはドライバーは要らない
  • ドライバーで曲げて狙うのが得意じゃない

というようなことが窺えます。つまり、とにかくフェアウェイキープを目指したいということなんでしょうね。そして、真っ直ぐに飛ばす。ドライバーを使って曲げてしまうというのは、フェアウェイがドッグしていたりすると、わざと曲げたショットが必要になるからということでしょうね。それを、曲げて狙うのが得意じゃない という言葉で表現をしているのだろうと思います。難しいショットをせずに、真っ直ぐに打つ、狙ったところに打つというのを信条としているようですね。

飛距離よりも、大切なのは真っ直ぐ飛ばすこと。
そして、狙ったところに打つことと、フェアウェイキープですね。

ヘンリク・ステンソンのフェアウェイキープ率

PGATOURサイトのSTATSを確認してみると、DRIVING ACCURACY PERCENTAGE 69.82% と記載されています。フェアウェイキープ率は 69.82% で ランキングは6位となっていました。フェアウェイキープ率 ランキング6位までの選手をばっすいして比較をしてみたところ下記の通りとなりました。フェアウェイキープ率が高い選手はあまり飛んでない選手が多いということに気付きます。


RANK:1 Colt Knost(コルト・ノースト)
フェアウェイキープ率:73.86%
平均ドライビングディスタンス:270.4ヤード


RANK:2 Thomas Aiken(トーマス・エイキン)
フェアウェイキープ率:71.50%
平均ドライビングディスタンス:289.4ヤード


RANK:3 Darron Stiles(ダロン・スタイルズ)
フェアウェイキープ率:70.97%
平均ドライビングディスタンス:262.9ヤード


RANK:4 Jerry Kelly(ジェリー・ケリー)
フェアウェイキープ率:70.66%
平均ドライビングディスタンス:276.5ヤード


RANK:5 Justin Hicks(ジャスティン・ヒックス)
フェアウェイキープ率:70.50%
平均ドライビングディスタンス:279.8ヤード


RANK:6 Henrik Stenson(ヘンリク・ステンソン)
フェアウェイキープ率:69.82%
平均ドライビングディスタンス:290.4ヤード


上述したSTATSからは飛距離とフェアウェイキープ率は比例してくるということが窺えます。つまり、飛べば飛ぶほどフェアウェイキープ率は悪くなる可能性があるということになります。ヘンリク・ステンソンの場合は、フェアウェイキープ率を下げることなく、尚且つ飛ばすことができる方法というのが3番ウッド(スプーン)でティーショットをするということだったんだろうと思います。実際のところヘンリク・ステンソンは、もともと飛ぶ選手ですから、ドライバーを使わなくても十分なんでしょうね。

話は飛びますが、ジェイソン・デイは飛ばしますよね。彼のフェアウェイキープ率は51.94%でランクは184位です。平均ドライビングディスタンスは303.4ヤードとなっています。飛ばせばフェアウェイキープ率は悪くなります。というよりも精度が悪くなるのだろうと思います。ただ、ジェイソン・デイの場合は、とりあえず飛ばしておいて、ボールをグリーンに近づけておけば良いという感じですから、そういったゴルフもありですね。

飛ぶけどフェアウェイキープができない、飛ばないけどフェアウェイキープができる・・・どちらが良いかということですね。いえ、飛ぶとか飛ばないではなくて狙ったところに打てるのかどうかということですね。

私のようなアマチュアゴルファーが目的するならば、飛ばなくてもフェアウェイキープ率が高い方でしょうね。ラフからショットするパワーも無いし、ラフからグリーンを狙う技術もありませんから。とにかく打ちやすいフェアウェイにボールを運ぶことが賢明でしょうね。

日々、精進
がんばります

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。サラリーマンゴルファーだからこそゴルフに費やす時間に限りはありますが、日々努力をしています。サラリーマンゴルファーの世迷言ブログです。読むゴルフを目指してブログを書いています。