ゴルフ の 神様 は 居るのだろうか?
ゴルフの神様という言葉を時々ですが目にします。それは、ゴルフ関連の書籍とか、ニュースなどでも見かけますし、歴史のあるゴルフコースの紹介のなかにも神という言葉が出てきます。
他のスポーツでも神様という言葉を選手を称えるときに使うことがあるようです。ですが、他のスポーツの神様とゴルフというスポーツでいう神様の意味は少し違うような気がします。
そんな気がしているだけなのかもしれません。
もちろん、野球というスポーツにも神様と呼ばれている選手は居ると聞いたことがあります。バスケットボールというスポーツにも神様と呼ばれているような選手は居ると聞きました。
でも、ゴルフというスポーツのなかでいう神様というのは、何かが違う感じがするんですよね。
他のスポーツでいうところの神様というのは、スーパープレーを連発した選手だったり、ミラクルプレーをした選手など、神がかかったプレーで魅せてくれた選手を称える言葉のひとつとして神様という言葉を使っているのだと思います。それは、人間が神格化したような神業を見せてくれたから、神だと感じるのだろうと思います。
ゴルフというスポーツでは・・・タイガー・ウッズが神業を披露していることは、誰もが知っていることですが、タイガー・ウッズがゴルフの神様とは言いません。神懸っているとは言います。
ですが、やはりゴルフというスポーツでいう神様は何かが違います。
選手であるゴルファーのことを神様とはあまり言わないように思います。素晴らしいショットをしたときには、神業だとは時折言いますが、ゴルフというスポーツでいうところの神様は、どうやら選手であるゴルファーを指すよりも、もっと別次元というか別の世界に存在している神様のことを意味しているような気がします。別次元に存在する神様というのは、きっとゴルフというスポーツが大自然の中で行うスポーツだからこそ、感じられることなのかもしれません。
ゴルフコースは自然のなかにあり、天候に左右されることも多々あります。雨が降ったり、風が吹いたり、四季によってもゴルフコースは変化してきます。芝生が無ければゴルフが出来ませんが、芝生は植物であり自然界で生きているものです。
コース内には池が配置されていることもあります、クリークが走っていることもあるし、砂を盛ったバンカーが配置されていることもあります。木々があり、鳥がないていることもあります。
全ては生きています。自然は偉大です。
自然は地球そのものであり宇宙です。
木火土金水という自然哲学である五行思想というのがあります。
万物は木・火・土・金・水で成り立っているという考えで、全ては、影響を与えながら循環するという考えです。ゴルフコースは自然のなかにありますから、木火土金水が当て嵌まるということは普通に想像ができます。ゴルフコースを攻略するのではなくて、調和をするという言い方をすることがありますが、人間も自然界に生きていて、自然界のあらゆるものに影響を与えたり、影響を受けたりしているのだということを、調和すると言い換えているように感じます。
自然の摂理という言葉がありますが、自然が持っている流れであり、誰かの手によって変えることができない法則です。自然は、もちろん人間のチカラで、コントロールすることすら難しいです。
マスターズ・トーナメントが、もうすぐ開催されます。開催会場はオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブです。その、オーガスタのグリーンはとても難しくて魔女が棲むと言われています。
魔女? 魔物でしょうか。ゴルフ場に魔女が居るなんて不思議ですね。でも、昔からそのように言われているのですから、魔女が棲んでいるのかもしれませんね。
そして、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのINコースの11番、12番、13番ホールはアーメン・コーナーと呼ばれており、神に祈らなければ無事で居られないというほど難しいとされています。
アーメン! 神に祈る?
どんな神様なのでしょうか?
その場所に神様が居るのでしょうか?
それとも本人の信仰心でしょうか?
人間の叡智を超えたエネルギーには畏怖の念を持ち、人間では対処できないから、神頼みをするというのは、西洋、東洋、問わずして共通しているようです。きっと、神様に祈ればなんとかなるのでしょうね。ゴルフとは別の話になりますが、合格祈願、交通安全祈願でお参りに行く理由も似たようなことなのかもしれませんね。神様に祈ったり、お参りに行ったり、御守を買ったりするということは、それなりの効力があるのでしょうね。その効力は目には見えないかもしれないけど、自分の中で、自分の心が感じ取っているのだと思います。
人間のチカラが及ばないような自然の中でゴルフをしているからこそ、神様という特別なチカラの存在を感じるのかもしれませんし、自然の威厳か? それとも畏怖の念? があるから、神様が居るかもしれないと感じさせているのかもしれません。
もしかしたらゴルフコースで戦っている相手は、ゴルフコースを造り上げた自然の中に住む神様なのかもしれませんね。
ゴルフの聖地と呼ばれるセントアンドリューズのコースは自然のまま、あるがまま が理念。 神が造り給うた と言われるほどのゴルフコースです。つまり、神が造ったゴルフコースであると言われています。そこに神様が住んでいるのかは判りませんが、神様が造ったと言われていることから、神の考えなどが盛り込まれたゴルフコースなんだと思います。セントアンドリューズは宗教的な歴史も絡んでいますので、なおさら神懸かったゴルフコースなのだろうということが想像できます。
神様なんて居るわけがないと言う人も居るかもしれません。
ゴルフの神様なんて馬鹿げていると思われるかもしれません。
だけど、ゴルフの神はアドレスに宿る と中部銀次郎さんも言っていたとのこと。本当に神様を見たのか、神様を感じたのかは判りませんが、神懸かった体験はしたことあるのだろうなと感じさせてくれます。
信じる者は救われる という言葉がある通り、ゴルフの神様が居ると信じて、祈っているゴルファーは、もしかしたら良い結果を生むのかもしれませんね。
ゴルフの神様を見たことはありますか?
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