グローレF2ドライバーとゼクシオテン 打ち比べ比較
2022/12/22更新
これまた、コンセプトの異なるドライバーなのですが、打ち比べてみたのでレポートします。本当は、Mグローレとゼクシオテンを比較してみたかったのですが、手元にゴルフクラブが揃いませでした。
グローレF2とゼクシオテンドライバーを比較

ヘッド形状はどちらも似てる感じですが、ゼクシオ テン ドライバーの方が少し丸みを帯びたヘッド形状となっています。F2ドライバーもゼクシオ テン ドライバーもフェース面のバルジとロールが薄くなっており、フェース面が平面となっています。まるでフェアウェイウッドのような感じとなっています。
写真では判り難いかもしれませんが、グローレF2ドライバーは、ヘッド形状が洋ナシとなっており、少し小ぶりなヘッドに見えます。そういったところから、グローレF2ドライバーの方が少し難しいドライバーに分類されるかもしれません。
どちらのドライバーも目指しているのは、捉まったボールを打つ、フェース面の弾きを活かして飛ばすという感じです。

どちらのドライバーが良いか?
ゼクシオテンドライバー
ゼクシオ テン ドライバーは、シニア向けドライバーと言われることが多いですが、実は一般的なゴルファーに向いているドライバーです。一般的なゴルファーというのは、ヘッドスピード35m/s~38m/sくらいまでのゴルファーです。それほどパワーがあるわけじゃないけど、ドライバーの性能を活かして飛ばしたいという人に向いています。
グローレF2ドライバー
グローレF2ドライバーは、プレミアムアスリート向けという特殊なラインナップとなっています。M2ドライバー、M3ドライバー、M4ドライバーでは、少しハードな感じがする。だけど、ゼクシオを使う感じではなという人に向いているドライバーです。
向いているゴルファー
あくまでも純正シャフト装着をした場合を考えています。グローレF2ドライバーの方が少しだけシャフトスペックがハードで難しい印象があり、ヘッドスピードは38m/s以上、40m/sくらいは必要です。ゼクシオテンドライバーは、ヘッドスピード 35m/sくらいまでのゴルファーが十分扱えるスペックとなっています。
モデル名 | 向いているゴルファー |
ゼクシオテンドライバー | ヘッドスピード 35m/s 前後のゴルファー |
グローレF2ドライバー | ヘッドスピード 38m/s 前後のゴルファー |
ゼクシオ テン ドライバー

非力なゴルファー向けのドライバーとして人気があるドライバーです。シャフトフレックスがSでもシャフト重量が45グラム程度となっており、軽量で振りやすく、無駄なチカラを入れなくても振ることができます。
実際に打ったゼクシオテンドライバーのスペック
- ロフト角:9.5度
- 純正シャフト:ゼクシオ MP1000 カーボンシャフト
- フレックス:S
- 中調子
- シャフト重さ:45グラム
- トルク:6.2
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軽量ドライバーの代名詞的な存在
ゼクシオテンは軽量ドライバーです。本当に軽いです。それでも、純正シャフトのフレックスSの対応ヘッドスピード40m/s~48m/sまでい対応しているとのことです。が、トルクが多くて、とても撓ります。軽量ドライバー=シニア向けとか、非力なゴルファー向けというイメージが強いのですが、ぶっちゃけ一般的なゴルファーは、軽量ドライバーの方が無駄なチカラを使わずに打っていけるはずです。
フックフェースが気になる
ゼクシオテンドライバーは、ヘッドをポンと置いて構えると若干ですがフックフェースとなっており、アドレスするときに気になってしまう人も居るかもしれません。きっと、捉まりを向上させるために、フックフェースにしている感じです。
ドライバーヘッドとシャフトの相性が良い
ゼクシオの最大の特長は、ドライバーヘッドとシャフトの相性がとても良いという点ですね。何度か打っていると、シャフトの撓りを活かせる、スイングタイミングを見つけることができます。急がず、振らずに、ダウンスイングで粘ると、シャフトの撓り戻りを強く感じます。シャフトを別注せずに、ドライバーヘッドに合わせて開発されています。ドライバーヘッドの特質を最大限に活かせるシャフト剛性となっています。
ゼクシオテンドライバーのキャッチが飛びの芯食いでした。このシャフトとヘッドの相性の良さは、本当に強いインパクトが実現できると思います。歴代ゼクシオドライバーの中でも、フェースの弾きは強い方です。
ハンマーバランスで強いインパクトで打てる
ゼクシオテンドライバーは、持ってみるとあまり感じませんが、振ってみるとかなりヘッドが効きます。ハンマーバランスな感じとなっており、強いインパクトで打てます。シャフトの撓りを考えると、ダウンスイングでは、ヘッドが戻ってくるまで少しタメを入れて、我慢した方がヘッドの重さを活かせるような感じがします。
ゼクシオテンドライバーは、見た目的な雰囲気とか打った感覚は、本間ゴルフのビジール535ドライバーにそっくりです。
テーラーメイド グローレ F2 ドライバー
最近、エースドライバーとして使っているのが、グローレF2ドライバーです。捉まるし、弾くし、そこそこ重いし、打ちやすいです。若干、捉まり過ぎる感じがありますが、アジャスタブルホーゼルでロフト角を大きくして、フェースをオープン側に調整すると、程よい捉まりとなります。ゼクシオテンドライバーと比べて、シャフトの重さがあります、トルクも少な目となっています。
テーラーメイド グローレ F2 ドライバーのスペック
- ロフト角:10.5
- 純正シャフト:GL6600
- フレックス:SR
- 中調子
- シャフト重さ:50グラム
- トルク:4.2
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最近のドライバーは比較的、弾きが良くなっていますし、捉まりも良くなっているので、スライスして飛距離がだせないというゴルファーの悩みを解決してくれるようなドライバーが増えています。フェース面の反発力も高くなっていますし、スイートエリアも広がっており、平均ミート率を高めて打っていけます。