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勝負師 の ゴルファー

よくゴルフのテレビ中継の解説などで、さすが勝負師! という言葉を聞きます。

いつも、勝負師という言葉を聞いて違和感を持っていました。

たしかにスポーツは勝つか負けるかですから勝負です。

真剣勝負です。

そして、勝つか負けるかの職に就いているのですから、勝負師という言葉を使うのだろうとは思います。

ただ、勝負師という言葉は別の意味を連想してしまいます。

勝負師というのは投資、ギャンブラー、博打、賭け事などで勝つか負けるか判らないけど、勝つことを信じて戦いに挑戦をするとか、勝つかもしれないけど負けるというリスクを冒しながらも大胆に挑戦をするというような人のことを指しているのではと思います。そのギリギリの瀬戸際で勝負をするというのが格好良い印象があるから勝負師という言葉を使うのかもしれません。

とくに最近は、マージャンやギャンブラーの自伝のような漫画もあったりして、その漫画の中では勝負師という言葉は多く登場してきます。

その漫画を私も見たことありますが、なかなか面白い内容です。

そういった漫画の影響からか、子供達も勝負師という言葉の意味をよく理解していたりもします。ゴルフに勝負師という言葉を接続させると、子供からはゴルフってギャンブルなんだね。お金とか賭けるの?とか言われたりなんかするとドキっとしてしまいますからね。情報過多な時代ですからね、誰かに聞かなくても、教わらなくても自然とそういった雰囲気というか感覚を肌で感じとってしまうのでしょうね。

ゴルフはスポーツであり、賭け事ではありませんからね。

勝負師の本能を持っているかもしれない? というような言葉で、松山英樹選手のことがニュースになっていた記事をみかけたことがあります。彼は勝負師なのだろうか? プロスポーツ選手ですから、勝つか負けるかの職に就いていますので、勝負師であると言えるのかもしれません。

プロスポーツ選手ですから、勝負師だとは思いますが、ゴルフを賭け事と重ねて考えて試合に挑んでないはずです。しっかりと練習をして、トレーニングをして、経験も積んできて、確実に、着実にステージアップをしてきていますし、誰もが認めるスポーツ選手です。

中部銀次郎さんの書籍を読んだりなんかしていると、ゴルフは勝つか負けるかだから常にリスクを背負って、一か八かの賭けでショットをするのだ・・・なんて一言も出てきません。ドライバーショットは、その日の体調やメンタルによってショットが左右されるから、一か八かの賭けだと思って、思い切り振りちぎるのだ・・・なんてことは一切書かれていません。一か八かの賭け とか リスクを冒してまでのショットを推奨していないということが窺えます。

中部銀次郎さんは、むしろリスクを回避するというようなことを書籍に書いていますし、ゴルフでの勝った負けたという勝負のことはあまり記載されていません。勝負というよりは競技という言葉で表現されています。

中部銀次郎さんは日本アマチュアゴルフ選手権競技で優勝していますから、もしかしたら勝負師なのかもしれません。ですが、生涯アマチュアを貫いていることから、プロゴルファーではありません。つまり、勝つか負けるかを自分の職にしていないけれどゴルフがとても上手な人でありゴルフを愛している人です。だから、勝負師的な考えは持っていなかったのかもしれません。

ですが、プロより強いアマチュアと呼ばれていたりもしました。勝負をすることが職である人よりも強いというのは、やはり神様のことなのだろうか?と勝手に妄想と想像が膨らんできます。言葉では言い表せない、ただならぬ存在感があったのだろうと思います。

もしかしたら、世の中には大きく2種類のゴルファーに分けられるかもしれないと思いついて想像をしてみました。

(1) 【勝負師じゃないゴルファー】
リスク回避をするゴルフを徹底するゴルファー

(2) 【勝負師なゴルファー】
リスクを冒しながら一か八かを賭けてゴルフをするゴルファー

※私が勝手に振り分けただけですので、あしからず。

2種類に分けたときに双方のスコアも想像できるから面白いですね。リスク回避をするゴルフを徹底するゴルファーは、いきなり良いスコアを出すことは無いが、まずまずのスコアを定期的に出しており、大きく崩れることが少ない。

リスクを冒しながら一か八かを賭けてゴルフをするゴルファーは、いきなり良いスコアを出すこともあるし、何故か100叩きもあったりする。

というような想像が出来ます。

ゴルフをしていて、一か八かの賭け的なショットというか、上手くいくかどうか判らないけど、打つしかないなと思う場面は時々ありますから、そういった時があるから勝負師であると感じるのかもしれません。でも、一か八かの賭け的なショットをするときは、自分が迷っているときだったり、判断出来ない場面に陥ったときです。

中部銀次郎さんの場合は書籍の中では迷うな、無心で、平静の心でと書いていますから、一か八かの賭け的な勝負師よりも更に研ぎ澄まされた感覚を持っていたか、勝負をするという感覚を持っていなかったかのどちらかです。

いつも、中部銀次郎さんの書籍を読んで、拠り良いゴルフをしようという想いと考えが自分のなかにあります。中部銀次郎さんの書籍、その他のゴルフ書籍でも、一か八かの賭けごと的なショットを推奨しているのは、読んだことがありません。

勝負師なゴルファーは自分と戦っているから勝負師なのかもしれませんし、自分に勝てていないから常に勝負をする、自分に勝つぞという意味で勝負師なのかもしれませんね。

日々、精進
がんばります

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
読むゴルフを目指してブログを書いています。