キャロウェイ エピック フラッシュ スター ドライバー | 試打レポ
キャロウェイ2019年モデルのEPIC FLASH STAR( エピック フラッシュ )ドライバーを打ちましたので、そのレビューです。動画は、YouTubeに投稿していきます。
エピック フラッシュ スター ドライバー 試打レポ
新品でも安くなってます。
打ってみて、感じたことは、超高弾道が打てる、ボールスピードが速いということです。いつものゴルフ練習場では天井のネットにボールが当たってしまって、正確なキャリーが判りませんでした。とにかく、低スピンで超高弾道が打てるので、キャリーとランが出しやすいです。練習場でしか打ってませんが、ゴルフコースで使ったらかなり飛ぶ感じがします。
もともと低スピンなボールが打ちやすいドライバーとなってますので、ロフト角は10.5度の方が良いかと思います。もともと高弾道が打てる人は、ロフト角9.5度で良いと思います。
意外とディープフェース
GBB EPIC STAR ドライバーと同じように、意外とディープフェースとなってます。視覚的には、本当にボールが上がるのだろうかと不安になるくらいにディープフェースです。だけど、実際に打ってみると高弾道が打ちやすくなってます。ヘッド構造とオリジナルシャフトの性能がマッチしており、ダウンスイングからインパクトにかけてのシャフト運動を活かして、ヘッドが上を向きながらインパクトをしてくれる感覚がします。なので、低スピンで高弾道が打てます。
キャロウェイ エピック フラッシュ スター ドライバー 試打動画
フェースの弾きが凄い!
実際に打ってみると、フェースの弾きが凄いです。エピック フラッシュ スター ドライバーは、SLEルール適合モデルなのですが、打感と打音とボールスピードだけで判断すると、高反発ドライバーに近い感じです。打音がとても甲高いです。練習場でもかなり目立ちます。
とにかくボールスピードが速くなっており、当たりが悪くても、とりあえずボールが飛び出してくれる感覚です。
今までの懸案も修正済み
GBB EPIC STARでは、捉まり難さがあり、ボールが上がり難いと感じることもありましたが、そのような懸案も修正されてきています。また、ROGUESTARでは、飛び出しからボールが左に飛ぶという、捉まり過ぎな感じも修正されています。つまり、エピック フラッシュ スター ドライバーはフェードが打ちやすいです。
ヘッドスピードが遅くても飛ぶ
ヘッドスピードが遅いゴルファーの場合、オリジナルシャフトのフレックスをRにすることで、軽快に振ることができます。軽い方が速く振れますし、速いインパクトで、ボールスピードも速くすことができ、結果的に飛距離アップできます。
ヘッド形状
エピックフラッシュスタードライバーのヘッド形状は、異形と言えます。ヘッドは完全にシャロー形状です。ヘッドを上から見ると、ROGUE STARと同じように後方にヘッドが伸びている感じとなっています。
ヘッド形状はローグスタードライバーに似ていますが、ペリメイターウェイティングシステムが取り付けられていることから、構造はGBB EPIC STARに近いです。なので、GBB EPIC STAR + ROGUE STAR = EPIC FLASHという感じです。
捉まりやすさ
前作ROGUE STARと比較すると捉まりません。GBB EPIC STARよりは捉まるという感じです。GBB 2015、GBB EPIC STARのDNAを引き継いでいるので、お世辞にも捉まる感じではありません。左のミスを減らせる、曲がらないフェードが打てる感じです。捉まえたい場合は、ペリメイターウェイティングシステムで調整することが必要です。
ペリメイターウェイティングシステムでドローが打てるように、捉まりを向上させようとすると、フェースの弾きが弱くなるような感じです。きっと、インパクトでボールに対してスクエアにコンタクトし難くなるからなのかもしれません。ウェイトは標準の位置がもっともフェースが弾くというか、ヘッドの性能が活かされるように感じました。
また、かなり低スピンなので、ボールが上がり難く感じるかもしれません。この辺りは、GBB EPIC STAR と似ていますね。
エピック フラッシュ スター ドライバーが向いてるゴルファー
- 飛距離アップしたい人
- ヘッドスピード38m/s前後の人
- GBB EPIC STAR、ROGUE STAR を使っている人、使っていた人
- ボールスピードを速くしたい人
- 高弾道が打ちたい人に向いています
エピック フラッシュ スタードライバー 特長の紹介
エピックフラッシュスタードライバーの最大の特徴は、誰が打ってもそれなりに飛ぶということです。
エピック フラッシュ シリーズの中でも万人向けというか、日本人向けなのが、エピック フラッシュ スター ドライバーです。アジャスタブルホーゼルはありませんので、弾道調整ができませんが、とても軽量で振りやすいです。私は、どちらかというと弾道調整機能が無い方が好きです。
FLASH FACE(フラッシュフェース)

写真:キャロウェイゴルフ
フェース面の反発を向上させるためのデザインとなっており、左右非対称な波紋のような模様となっています。フラッシュフェースは人工知能によって開発された形状となっており、従来の開発方法では膨大な時間を要するところを、人工知能で短期間で開発できたとしています。つまり、未来を先取りしたフェースと言えます。
人工知能に計算させたフェースデザイン
人工知能に計算させてデザインされたフェースとのこと。左右非対称とのことですが、ヒール側の弾きがとても強くなっているように感じます。フェース面の丸いグラフィックもフェースの真ん中ではなくて、ややヒール寄りに描かれています。FLASH(フラッシュ)というのは、電光石火みたいな、火花のようなイメージでしょうか。瞬間的なエネルギーでボールを弾き飛ばす、そんなイメージが伝わってきます。
ペリメイターウェイティング・システム
GBB EPIC STARにも取り付けられていた、スライド式ウェイトが復活しました。これにより、重心位置を変更して、ドロー打ち、フェード打ちの調整が可能です。スライスが多いゴルファーは、ボールの捕まりを良くしてドロー打ちにすることができます。
ジェイルブレイクテクノロジー
ヘッド内部に取り付けられた2本の柱です。ヘッドの無駄な撓みを抑えてくれます。これにより、フェース面の反発力が活かされて、ボールスピードが速くなります。
試打したスペック
実際に試打したスペックは以下の通りとなります。オリジナルシャフトのフレックスRを打ちました。クラブ総重量290グラムとなってます。非力なゴルファーにとっては、少し重さを感じるかもしれません。
- ヘッド体積:460cc
- ロフト角:10.5度
- シャフト:Speeder EVOLUTION for CW(R)
- 長さ:45.75インチ
- ライ角:59.5
- バランス:D2
- ペリメーターウェイトの重さ:約12グラム
Speeder EVOLUTION for CW シャフトスペック
試打したシャフトスペックはフレックスRです。クラブ総重量約290グラムとなっていますが、実際に振ってみると290グラムよりも軽い感じがします。全体的にトルクが大きくなってますが、手元寄りの中調子となっているので、大きな捻じれを感じ難いですが、インパクトでは大きな撓り戻りと、力強いシャフト運動を感じます。超高弾道が打てるのは、ヘッドが低重心だからではなく、シャフト運動の影響も大きいです。
フレックス | シャフト重さ | トルク | クラブ総重量 | 調子 | バランス |
S | 52 | 5.6 | 293 | 中調子 | D2 |
SR | 51 | 5.7 | 292 | 中調子 | D2 |
R | 49 | 5.8 | 290 | 中調子 | D2 |
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