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ゴルフは石の上にも三年

石の上にも三年という言葉があります。
誰もが知っている有名な諺です。

人としての忍耐力を表現した言葉だと思います。
忍んで耐える力。

冷たい石の上でも三年座り続けていれば暖かくなる という意味が三年間は頑張れとか三年間はやってみないと判らないとか、そういった意味で使われるようになってきています。三年間は辛抱すれば、いつかは成功するだろうとかそういった意味で捉えられていることもあります。

三年間、辛抱する、耐えるだけで成功するなんて、そんなに甘い話しはありません。三年間、人の倍以上努力をしたり、一生懸命課題をクリアしたり、勉強をしなければ成功することなど、有り得ません。ただ、自分がやるべきことを真剣に三年間は必死の想いでやり遂げる事ができれば、成熟するだろうという意味だと私は思います。

 

石の上にも一年

電球の二股ソケットをこの世に送り出して経営の神様と呼ばれている、あの人は 石の上にも三年 ではなく 一年にしようという努力を怠るなという言葉を残しています。三年と決められて漫然と、漠然と三年間の予定を建てるのではなくて、三年分の努力を一年でやり遂げられる努力をすることで、成長する時間を短縮することができる、つまりスピードアップをすることが出来ます。経営の神様と呼ばれるような人が、既にスピード重視のビジネスに着眼をしていたことが窺えます。

ゴルフも石の上にも三年かもしれません。
だけど石の上に一年に出来ればと思います。

でも、三年やってもあまり上達がしない、目的が達成できないのは、過ごしてきた三年間の質が悪かったのか? 内容が悪かったのかもしれない、もしかしたらゴルフとはたったの三年で何かが出来るというスポーツではないのかもしれません。

石の上にも三年 を 石の上にも一年 にするということは、とても努力が必要であると感じます。周りの人たちに教えてもらいながら、取り組むことも大切だと思いますが、周りの人たちの技術や考え方などを吸収して、自分で調べて、何が自分に足りないかを把握していかなければ、追いつかなくなります。

とくに昨今では、企業内のマニュアル化が重要視されています。また、マニュアルがなければ仕事が出来ない、マニュアルが無かったら仕事ができない、または仕事をしないという人も増えてきていると聞いています。マニュアルは大切です。手引書です。マニュアルを見ながら基礎を固めることが出来たのなら、応用をして更に高みを目指さなければいけないと思います。

ゴルフも仕事も似たようなところがあり、先生に教えてもらった、教科書を読んだ、雑誌のワンポイント記事を読んだけど出来ない。判らないということは多々あります。それは、頭の中では判っているけど、身体が動かないからです。とりあえず実践してみなければ判らないことがある。それは、仕事もゴルフも同じで。マニュアルや雑誌などを見て憶えるだけではなく、行動する、実践するということをしなければ、身に付かないということです。憶えるのは脳が記憶してくれます。実際の行動は、身に付けるのですから、自分の身を動かしてこそだと思います。

 

雨垂れ石を穿つ

石の上にも三年 という言葉と似たような意味の 雨垂れ石を穿つ という言葉があります。長い間、水滴が石に落ち続ければ硬い石でも穴があくという意味で、それは長い年数を連想させます。でも、そういった小さなチカラ、微力でも根気よく持続させれば、様々な困難を打破できるだろうし、仕事でも成功するだろうという意味があります。

水滴が石に落ちて穴をあけるなんて、途方も無い年月が経過しなければ無理です。ですが、その途方のない年月を自分がどう感じるかが大切です。長いから時間を要するから途中で辞めてしまうのか、出来るまで継続をしていくのか。何とごとも小さなことから地道に続けていけば、必ず成果を出せる。時間だけが解決してくれることではありませんが、時間は必要。

石の上にも三年 も 雨垂れ石を穿つ も 長い年月を連想させます。辛抱とか忍耐なども必要だろうとは、思いますが本当に大切なのは、長く続けることなのです。

 

日本人と石

日本古来から石は神が宿ると考えられていたからなのか、諺などにも石や岩がよく登場します。そして、その場所に長い年月定着している石や岩には苔が生すという表現をされることがあります。それは、私たちが生まれて住んでいる国、日本という国の国歌でも歌われています。

君が代は
千代に八千代に
さざれいしの
いわおとなりて
こけのむすまで

さざれいし とは 小さな石。小石。それらが長い年月を経ることで、集まって大きな岩にもなる。それは、苔が生すくらい長い年月のことを意味していると言われています。苔が生えるには長い年月を要します。岩に苔が生す という表現も日本人らしいというか、日本古来の侘び寂びを感じる言い回しだと思います。岩が苔を産んだり、生やすことなんてないのに。でも、岩が苔を産んだり、生やしたかのように、岩に苔があるということを言いたいのかもしれません。それは、有り得ないことだけど、長い年月を経ることで、有り得たかのような状態を意味しているとも言えます。国歌の諸説は色々と言われていますが、古今和歌集が元となっているようです。

ゴルフも似たようなことが言えるのかもしれません。苔が生えたり、苔を産んだりすることは無いですが、結果を産んでくれます。昨日出来無かったこと、今日出来なかったことが来年になれば、当たり前の様に、ずっと以前から身についていたかのように出来るようになるのかもしれません。そうなるには、強い意志を持って、長い年月をかけて、小さな積み重ねを続けていくこと。その小さな積み重ねが、大きな糧となり、やがて素晴らしい結果を産んでくれるのだと感じさせてくれます。

石の上にも三年 は 意思の上にも三年 それは結果を生む 努力 という意思のことなのかもしれないですね。

石の上にも三年
継続は力なり
苔の生すまで・・・

日々、精進
頑張ります

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
読むゴルフを目指してブログを書いています。