片山晋呉のパッティング・ルーティン
片山晋呉選手が少し変わったパッティング・ルーティンをしているとのことで話題になりました。パターのフェース面を真っ直ぐ合わせてから、90度反転してからストロークをするという今までに見た事が無いパッティング・スタイルです。片山晋呉選手のパッティング・スタイルは本当に独創的で個性的で常に新しい事を考えて、そして取り入れていこうという姿勢が見えてきます。以前は、ふすまを閉める時の仕草からヒントを得たというストロークをしていましたね。
ゴルフというスポーツは目標に対して身体を横ににして、平行にしてボールを打ちます。となると、目標に対しては真正面から両目で目標を見ているわけではないので、遠近の誤差が出る可能性があるというのは、なんとなく判ります。その遠近の誤差やフェース面のズレなどを真正面から確認して合わせる事で、より精確性の高いパッティングをしようという考えから、片山晋呉選手は90度反転するストロークを考え出したのでしょうね。
片山晋呉選手のルーティンは、とても興味深いですね。真正面のままでストロークをしてら、サイドサドル・スタイルのパッティングになります。サイドサドル・スタイルと全く同じではありませんが、フェース面を目標のカップに合わせる時の挙動が似ています。
長尺パターのアンカリング規制などもあり、選手を悩ませる課題が増えてきます。ショットが良くてもパッティングが悪ければスコアにつながりませんからね。常に新しい考えを取り入れて、実践するというのは、素晴らしい事ですね。
片山晋呉選手の独創的なパッティング・スタイルを見ていたら、PTスナイパーというサイドサドル・スタイル用のパターがあるということを思い出しました。
1.2mの距離のパッティング(其の1) —4ft putting with PTSniper—
以前にも紹介をしたPTスナイパーというサイドサドル・スタイルのパッティング動画です。目標のカップに対して真正面に立ち、フェース面を合わせます。そして、そのままストロークをします。
side saddle putting with PTSniper