深呼吸 と ゴルフ と 脳 | 深呼吸をすると何が起きるのか
何はともあれ深呼吸・・・中部銀次郎さんの書籍に書かれていました。ゴルフでミスショットをしたら、次のショットの時は落ち着いて、冷静にショットをしたいと思うはずです。その時に深呼吸をするとミスショットの発生を予防することが出来ると書かれています。
深呼吸という簡単な動作、誰にでも出来る深呼吸は身体には、とても良い影響を及ぼすようです。深呼吸をすることで、どうやら脳にも影響を及ぼすことが判ってきました。どのような効果があるのか、どのような影響を及ぼすのかを追求してみましたのでシェアしていきます。
深呼吸 と ゴルフ と 脳 | 深呼吸をすると何が起きるのか
深呼吸をすると何が起きるのか
深呼吸をすると副交感神経が活発になります。そして、血行が良くなり、代謝も良くなります。血行が良くなるということは、身体の全体に血液が行き渡りやすくなるので、細胞が活性化されて疲労回復の効果もあります。深呼吸をすることで、多くの酸素を取り入れて血流が良くなるということが大きなポイントのようです。
ゴルフの場合、ミスをすると気持ちが焦ります。次のショットは確実に精確にショットをしなければというプレッシャーが襲い掛かってきます。そういった場合には呼吸が浅くなってしまうことがありますので、深呼吸をして気持ちを落ち着かせることは大切なんだと思います。
深呼吸も10分以上続けることで、リラックスホルモンと呼ばれているセロトニンが増加をします。セロトニンが増えると精神疲労回復にも良いと言われています。深呼吸は精神を安定させてくれる、誰にでもできる呼吸法ということですね。坐禅などでも適切な姿勢で座って、適切な呼吸をしますが、どうやら精神を安定させてくれる呼吸方法にリンクしてきますね。
深呼吸 と 脳 と 瞑想
深呼吸をすると脳波であるα波の揺れ幅が少なくなるようです。一般的にはアルファ波は、8?13Hzであると言われていますが、ミッドα波と呼ばれる波の揺れ幅は 9?11Hz と揺れ幅が小さくなる状態となるようです。ミッドα波の状態に入った場合には意識脳と潜在脳がリンクして潜在脳の中にある必要な情報を意識脳に取り込みます。
将棋の羽生善治さんはミッドα波の状態に入れるからこそ、強いのだそうです。潜在脳から今までの経験から得た情報、データ、実績などを呼び起こして、実践に活かしているのだろうと言われています。
また、円周率の暗記などもミッドα波の状態に入れるからこそ暗記が出来るそうです。
ミッドα波の状態の場合は、瞑想状態に近くなっているようで、とても安定した精神状態を維持できており、リラックスした状態であるとのことです。
深呼吸をすることで、瞑想状態に入れるのかどうかは判りませんが、坐禅やYOGA(ヨーガ)なども呼吸法を大切にしていますし、適切な呼吸が出来るからこそ瞑想状態に入れるのだろうと思いますし、瞑想状態こそがミッドα波ということなのでしょう。
深く息を吸って、深く吐くという深呼吸は様々な点で身体に良いことが判ってきました。
ゴルフというスポーツではミスをすると焦りますし、不安になることもあります。時には、とんでもない方向へ飛んでいってしまったボールの所にまで走っていかなければならない時もあります。呼吸も乱れてきますし、呼吸が浅くなってきます。
ほとんどパニック状態になってしまいます。
ブログを書いている今だから、ミスしたときのことを冷静に考え直すことが出来ますが、ミスをした直前などはイライラすることもあるし、不安になるときもあるし、挽回しなければいけないというような焦る気持ちと不安でいっぱいになってしまい、深呼吸をしようなんて考えもしなかった自分が居ました。
そうならないためにも深呼吸をして、落ち着いて、冷静な判断でゴルフをするように心がけることが大切だということですね。
ゴルフ技術、ゴルフ理論ばかりではなく、人間の身体の仕組み、脳の仕組みを知るということもゴルフ上達の近道なのかもしれませんね。
日々、精進
がんばります