年齢別ゴルファーの特徴 | 私的見解
私のホームであるゴルフ場の諸先輩方とラウンドをしました。気が短いというか、さっさとゴルフをしてしまおうという気の早い方々なので、朝早い時間からスルーでラウンドをして、帰りがけに昼食をという感じのラウンドスタイルです。
けっこう昔からあるゴルフ場ですので、メンバーの方々も何気にお年を召した方が多かったりします。自分よりも年上の人達とのラウンドというのは、かなり楽しいです。というか、勉強になることが多いです。同年代では感じることのない落ち着きというものがありますし、流行りに左右されない自分のゴルフスタイルを持っているというところも見習うべき点です。
年齢がそれぞれ違うので体力も違うし、考え方も違うし、ゴルフスタイルも違うのですが、それがなかなか興味深いのです。
私の年齢は40代半ば。
もうひとりの先輩は55歳。
もうひとりの先輩は65歳。
そして、大先輩は76歳。
40代、50代、60代、70代のゴルファーが揃ったということです。
四人の中でドライバーを最も曲げていたのが、私 40代です。やはり、若いからチカラ任せに飛ばしたいという気持ちが強いからなのか、その気持ちが思い切りスイングに表現されているようです。PAR3でアイアンでのティーショットでもダフりながらもグリーンに届くという、腕っ節だけのゴルフ・・・お恥ずかしい。
55歳の先輩
安定した飛距離をだしていたのが、55歳の先輩。飛距離もまずまず、曲がり幅も少ないので、見ていて安心が出来る。まだまだ、カスタムシャフトを十分に使いこなすパワーがあり、気持ちも落ちつているし、4番アイアンも使いこなし、ギア関連にも詳しく、ウェッジは3本スタイルでボールのコントロールがとても上手。150ヤードくらいまでのアイアンショットの精度がとても高かった。アイアンショットは、とてもアップライトな打ち方なのが印象的だった。
65歳の先輩
65歳の先輩はドライバーの飛距離は出ないものの、とても安定しておりフェアウェイキープ率がとても高い。アイアンは体力的に苦手というか振り回せなくなってきているのか、キャディバッグの中にはアイアンが2〜3本しか入っていなかったような気がする。ウッド系を器用に使いこなして、寄せワンが上手い。
76歳の大先輩
76歳の大先輩は、健康のためだけにゴルフをしていると言いながら、カートに乗らずに歩きゴルフがメインで、カートに乗ったほうが早いんだけどと思ってしまうことも、しばしばあったり。ドライバーは飛距離は出ないけど、フェアウェイキープ率が高い。とにかくフェアウェイのど真ん中。距離が短いPAR4でも、2打でグリーンに乗せることが出来ないということを最初から分かりきっているので、3打目勝負を基本としており、寄せワンが上手い。PAR5のセカンドショットで芝生の上からドライバーで打ったりする。ドライバーの方がヘッドが大きくて、ソールが滑るから打ちやすいのと、低いボールが発射されるので、とても転がって距離を稼げるらしいとのこと。キャディバッグの中に入っているゴルフクラブの本数も少ない。
ゴルフは上がってなんぼです。
そんな言葉はよく耳にしますから、良くわかっています。
上がってなんぼか・・・上がってみたら、76歳の大先輩がスコアが最も良かった。そして、次に65歳の先輩、そして55歳の先輩。最後は私 40代でした。何が違うのか、良くわからない。OBは無かったですよ。バンカーインも1度だけだし。何が、そんなにスコアを左右するのかよく分からない。飛距離だけは最も飛ばしていましたけど・・・。
とても勉強になったのは、グリーン周りは転がしが基本なんだということですね。私は、どうしてもボールを上げようとしてしまいます。ボールを上げられるくらいのスイングをしてしまうので、その距離感が曖昧になっているというか、寄せ切れていないんだと思います。
そんなに悪いショットはなかったし、パットも良かった。
ゴルフというスポーツはチカラ比べじゃないし、飛距離勝負じゃないということを見せつけられたような気がした。自分に何が出来るのか、如何にミスせずに自分の得意なショットを繰り出すか・・・それだけなのかもしれない。
76歳の大先輩が、ゴルフは年齢が離れていても一緒に楽しめるから良いな?
お前は(私のこと)ワシの息子と同じくらいの年齢だからな?
まだ、ヨイヨイじゃ~
ということで、レストランでのアイスコーヒーは、私の奢りでと思ったら、逆に奢っていただきました。ありがとうございます。ご馳走様です。
これからも勉強させて頂きます。
日々、精進
がんばります