
ホワイト・シャークというゴルファー | グレッグ・ノーマン
ホワイト・シャークというナイスガイなゴルファーが居ます。グレッグ・ノーマンです。白髪で全身黒尽くめのウェアとカウボーイハットが特徴的です。グレッグ・ノーマンが16歳のときに、自分の母親からジャック・ニクラスの本を受け取ります。その、ジャック・ニクラスの本でゴルフを覚えたらしいです。そして、あっという間に豪州ツアーにデビューをして勝ち星を上げています。1976年 グレッグ・ノーマンは21歳だったとのこと。
ちなみに、来日したこともあり、1989年の中日クラウンズで優勝、1993年の三井住友VISA太平洋マスターズでも優勝をしています。
ホワイト・シャークというちょっと怖そうなニックネームですが、本当は優しいハートを持ったゴルファーだったようです。グレッグ・ノーマンが世界に感動を与えたというエピソードがあります。
1989年4月 ヘリテージ・クラシックにグレッグ・ノーマンは参戦します。その時に、とある慈善団体から手紙が届きます。白血病の少年が血液の入れ替え手術をする予定がある。彼はグレッグ・ノーマンの大ファンだから手術前に会えないかとのこと。グレッグ・ノーマンは、それを快諾しました。
それだけではなく、白血病の少年をロッカーに連れて行き、様々な選手たちに紹介をしたとのこと。そして、試合中はグレッグ・ノーマン自身に密着できるようにという考えから、知り合いのカメラマンの助手をするということで、コースのロープ内に立ち入ることができるように計らったとのこと。
パットが不調だったグレッグ・ノーマンは最後のPARパットを確実に入れて優勝となりました。トロフィーと優勝賞金は白血病の少年に贈ったという感動的なエピソードです。
白血病の少年に優勝をするぞと約束をして、本当に優勝をして白血病の少年を勇気付けるだけではなく、周りの人たちにも感動を与えて、生きる意味とか強さを示してくれたように感じます。素晴らしいゴルファーです。
実は素晴らしいのはゴルフの才能だけではなく、ビジネスの才能も兼ね備えています。コブラ・ゴルフの元オーナーでもあり、不動産業もしていたり、オーストラリア出身ということから、タイトリストのオーストラリア販売総代理権とか・・・ゴルフだけではなく、稼ぐ能力も高い人物というところも興味深いですね。
高級時計オメガのアンバサダーも務めていたりもしますし、ゴルフだけではなく様々な方面で活躍ができる、才能豊かな人物なんだろうと思います。
グレッグ・ノーマン プロフィール
元オーナーだからなのか、CobraゴルフのYouTubeチャンネルには、グレッグ・ノーマンが多く登場します。ロブショットの打ち方をレクチャーする動画、ディポッドに捉まったボールの打ち方などを動画を通じてレクチャーしてくれます。
Bad Breaks With Greg Norman: How To Hit a Lob Shot…Over a Tree
ロブショットの打ち方を教えてくれる動画です。
Bad Breaks With Greg Norman: How To Get Your Ball Out of The Bunker With a Buried Lie
難しいバンカーショットのレクチャー動画です。
Bad Breaks With Greg Norman: How To Putt From The Edge Of The Green With a Fairway Wood
フェアウェイウッドを使った寄せ方のレクチャーです。なかなか勉強になります。
Bad Breaks With Greg Norman: How To Play Out of a Divot
ディボットに捉まったボールのアイアンショットです。