
ドライバーの精度がハンディとなる
中部銀次郎さんはアプローチショットがハンディの差となると言っています。だが、ドライバーショットがハンディの差になるというゴルファーも居る。つまり、スコアメイクのポイントとなるのはアプローチなどのショートゲームなのかドライバーショットなのかということです。ドライバーショットというのはティーショットということです。
ドライバーの精度がハンディなる・・・つまりドライバーが悪くてスコアを崩すということになります。ならば、中部銀次郎さんはドライバーを使うなというアドバイスをします。ティーショットでドライバーを使わないほうがティーショットの平均飛距離が伸びると中部銀次郎さんは説いています。
この考え方はきっとドライバーでショットをするとミスをする・・・右へ曲がる、左へ曲がる、OBになることもある。ドライバーではない3番ウッド、4番ウッドはそれなりに真っ直ぐ飛ばすことが出来る。つまり、3番ウッド、4番ウッドはドライバーよりも飛距離は出ないもののミスが少ないので、コンスタントに180ヤード前後飛ばすことができる。だから、平均飛距離が伸びると言っているのだろうと思います。この意味はとてもよく判ります。
ティーショットはドライバーで打つという考えを改めて、ティーショットはドライバーじゃなくても良いということです。3番ウッド、4番ウッドでも良いということです。ティーグラウンドからのショットだからティーショットと呼ぶだけであって、必ずしもドライバーというクラブを使わなければいけないという場面ではないということを中部銀次郎さんは伝えようとしています。
また、ドライバーではない 3番ウッド、4番ウッドの方がしっかりと打つことが出来る確率が高くなる。ということは、ドライバーよりも曲がったりしない・・・OBになりにくい・・・ということであれば、ドライバーを抜いてしまうか、使わないほうが良いとアドバイスをしています。その方が、ミスショットが少なくなるので、ティーショットの平均飛距離は伸びるだろうと説明しています。
あくまでもドライバーを使わないというのは、今のスコアよりも良いスコアを出すための考え方であり、ドライバーの精度が悪くて大きくスコアを崩してしまうというゴルファー向けのアドバイです。
いつかはドライバーが必要になりますし、3番ウッド、4番ウッドよりもドライバーの方が飛びます。ですから、どこかで必ずドライバーを使えるようになるための練習やトレーニングは必要となってきます。
ドライバーの精度がハンディとなる、アプローチやパターなどのショートゲームがハンディとなる・・・どちらも正解だと思います。ですが、本当にスコアメイクをするにはアプローチやパターなどのショートゲームは必須になってくるだろうと感じています。アプローチやパターなどのショートゲームがスコアメイクには重要だと気づくには、ティーショットがうまく打てていなければ気づくことが出来ませんから、ティーショットはやはり精確に打てたほうが良いでしょうね。
このホールの1番最初に打ち始めるのがティーショットであり、ドライバーである可能性は高いのですから、中部銀次郎さんが説明するようにドライバーを使わずに3番ウッド、4番ウッドなどでティーショットすることもありでしょうね。ですが、ドライバーを使ってしっかりと飛ばせることも大切ですから、ドライバーを不安なく振り回せるような技量も必要になってきます。
中部銀次郎さんは朝一のティーショットは150ヤードくらい飛べば良いという気持ちでドライバーを振っていると説明をしています。つまり、飛ばすぞという強い気持ちではなく、150ヤードくらい飛べばなんとかなるだろうという、ゆるい気持ちでドライバーを振っているということですね。その方が身体もスムーズに動いてくれるということでしょうね。
ドライバーの精度がハンディになる・・・この意味はよくわかります。私の場合はドライバーの飛距離がハンディとなっているように強く感じることが多いです。どちらにしろ、ティーショットというのはティーグラウンドというゴルフ場の中でも平らに近い場所から、自分が好きなところでティーアップして打つことができますので、本当はゴルフ場の中でのショットとしては最も打ちやすさがあると思います。そう思うのですが、なかなか思い通りに打てないというのは自分の心の問題なのかもしれませんね。
マネジメントとしてティーショットでドライバーを使わないというのは良いことだと思いますし、その方がスコアメイクできることもあります。ですが、3番ウッドや4番ウッドでティーショットをするからといって、ドライバー苦手の克服にはなりません。また、スライスボールやチーピンを治すための特効薬ではないということを知っておかなければいけないのではと感じました。
ティーショットでしっかりと飛ばして、アプローチとパター ショートゲームでスコアメイクをする・・・これがもっとも良いのかもしれないですね。
日々、精進
がんばります