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ゴルフ と 不立文字

ゴルフというスポーツは難しいですね。

本当に難しいです。

昨日、出来たことが今日出来ないということの繰り返しの様な気がします。これが最適な方法だと言うものが無いようにも思います。常に鍛錬をして、鍛錬を怠らないようにするということが最善策のようにも思います。

ゴルフのレッスンに通っていて先生から指導を受けていても、なかなか理解できない所もあるし、ゴルフ雑誌などに掲載されているゴルフスイング理論は活字と写真で表現をしているだけなので、自分に合った内容なのかどうかも判らない。

最近、ゴルフというのは不立文字(ふりゅうもんじ)の世界のことなのだろうかと気付き始めつつあります。


 

不立文字(ふりゅうもんじ)

不立文字(ふりゅうもんじ)という言葉があります。

辿り着きたいと思っている悟りの境地は、言葉や文字などでは人それぞれの解釈が異なるので全てを伝えきれないものであるという意味があり、文字などでは伝えきれない難しいことがある。だから、文字を立てないというところから不立文字(ふりゅうもんじ)はきています。

それは、文字と言葉だけではなく、自分で感じ取ること。
心から心に伝わるもの。

自分の心で探求をすることが大切であると言っている様にも捉えることができます。

悟りの境地なんて理解してしまえば、なんとも簡単なことだったんだということに気付いてしまうかもしれない。悟りの境地とは、こんな事だったのか。なーんだと脱力をしてしまうかもしれない。そうなってしまうと、さらなる追求をしなくなってしまう。だから、わざわざ難しくしているのかもしれません。

不立文字(ふりゅうもんじ)は、言葉や文字で伝えようとすると、言葉や文字の解釈は人それぞれであり、人それぞれの解釈があるからこそ適正な伝達が出来なくなってしまいます。だから、言葉や文字に惑わされてはいけないという様な意味も含まれています。全てを鵜呑みにするのではなく、ただただゴルフの鍛錬をすること。純粋にゴルフをすることが大切ということですね。

 


 

ベン・ホーガン

不立文字(ふりゅうもんじ)で思い出すのは、ベン・ホーガンです。

ベン・ホーガンのモダンゴルフという書籍も全てを書き綴っているようで、断片的な書き方となっているし、人によっては解釈の仕方、捉え方が異なります。活字で技術論を伝えるということは、とても難しいことだと思いますし、全て伝えきれるとは限りません。

また、和訳された書籍はいくつかあり、和訳した人によって英語の表現の解釈が若干だけ異なることもあります。細かな表現の差異が、また難しくしているようにも感じます。難しいところが書籍として、なかなか面白かったりもします。

ゴルフ技術理論というのは、とても複雑なので活字だけでは伝えきることが出来ないと思います。実際にその動きを取り入れて、そして実践して、そして失敗しながら習得をしなければいけないと思います。出来る限り、解釈して、自分で考えて、そして理解をして実践をしなければ意味がありません。自分の努力が無ければ上達をすることが出来ません。

ベン・ホーガンのモダンゴルフは今でも読むようにしています。

読むと言うよりは見るという感覚ですね。

挿絵などが入っていますので、右脇の締め方とか、グリップとか基本的なことだからこそ忘れてしまいそうなことを確認することが出来ます。ですが、ベン・ホーガンに教えてもらったとか、ベン・ホーガンの書籍のおかげというよりは、自分の努力があったからだと思います。その努力を続けるためのモチベーションのきっかけがベン・ホーガンのモダンゴルフという書籍があったからだと言えます。

書籍に記述されていることを全て鵜呑みにしないという考えを持ち、ヒントとして捉えることで色々なことが判ってきます。それも、自分でトライしてみてこそ理解が深まります。ベン・ホーガン本人も様々なボールを打つ練習をしていたと聞きます。自分で努力をして、試してみて、そして気付きを得ることの大切さを感じました。

 


 

中部銀次郎さんの書籍

中部銀次郎さんの書籍は、ゴルフをするうえで必要となる心を伝えるための書籍です。

技術も必要、理論も必要、トレーニングも必要なのだけど、ゴルフをするうえでの心の持ち方、考え方を説いている書籍が大半です。いえ、ゴルファーとしての心を伝える書籍です。ある意味、ゴルファーとして必要な心を伝える伝道師のような感じでしょうか。

謙虚な気持ちで己を知ること、ゴルフはナイスショットをするのではなく、ミスショットを防いでいくことなど、それらはゴルファー自身の心によって左右されること、考え方によって左右されること。考え方を変えればゴルフは5打縮めることが出来るという言葉を聞いたことがあるはずです。

考え方を変えれば・・・簡単そうで難しいです。

どのように考えを変えるのか、どんなミスショットをしたときに考え方を変えるのかなどは人それぞれです。

書籍に記述されているのは活字であり文字です。それを読んで理解しただけでは、全てを理解したことにはならないとも言えます。それこそ、中部銀次郎さんが言っている わかったと思うな という事なのだと思います。

文字で書かれていることを全て鵜呑みにすることなく、心から心に伝えるものであるからこそ、書籍に記述されている何かを汲み取って、どのように解釈をするのかは、人それぞれです。人それぞれの解釈があるからこそ、個性があり、その人の身体能力に合わせたゴルフスイングを身に付けることが出来るし、飛距離もマネジメントも異なってきます。それが、また面白いところでもあります。

日本人ゴルファーにとって、ゴルフというスポーツのなかでの不立文字(ふりゅうもんじ)は、中部銀次郎さんがもっとも近いと感じています。

日々、精進
鵜呑みにせず がんばります

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