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ベン・ホーガンはキャディに真西の方角を聞いた 【 感受性 】

ラウンド中のゴルファーとしての感受性は大切だなと思います。ハーヴィー・ペニックのレッド・ブックという書籍のなかでベン・ホーガンがキャディに真西を聞いていたという文節があります。

それは、グリーンを除く他の全てのものは変化をしないがグリーンだけは西に切れるように芝が伸びからであると、真西を聞く理由を説明しています。

1ラウンドは4時間、5時間くらいを要します。長い時間をゴルフ場のなかで過ごすのですから、ラウンドがスタートしたときよりもゴルフ場全体に変化があるのは判ります。芝生が伸びるということは知っていましたが、ラウンド中に芝生が伸びてパターに影響をするということはあまり考えていませんでした。ラウンドも後半になると太陽が傾くとか、影が伸びるとか、陽の光が反射をするとか、そういったことを考えたことはありました。

芝生という植物は1日で5ミリも伸びることがあるとのことです。

太陽に向かって芝生が伸びることで、パターに影響をするかもしれないけど、私のレベルくらいであれば、芝生が伸びようともあまり影響受けないのかもしれません。しかし、午前中と午後では明らかにグリーンの状態が変わってくるでしょうね。

1日のラウンドの中で芝生が伸びる話から飛びますが、歩きゴルフを推奨している文節もあります。歩きながらゴルフをすることで、ゴルフ場に咲いている花を見たり、花の香りを嗅いだりすることとウォルター・ヘーゲンの言葉を紹介していたり、そういった感受性が大切だということが説明されています。

つまり、ゴルフは自然のなかで行うスポーツであり、自分が思いもしなかった自然の影響があらわれることもある。感受性が豊かであれば、自然が及ぼす影響もはやく察知ができるだろうし、もっと違うことを感じ取ることが出来るかもしれないということを伝えようとしているのかなと思いました。

グリーンの芝が西に伸びるということは自然のことです。そして、ゴルフ場に咲いている花も自然です。ゴルフ場に咲いている花がゴルフにどのような影響を与えるのかは全くわかりません。ただ、ゴルファーを楽しませるだけなのか、華やかで良い気分にさせてくれるのか、良い香りを放っているだけなのかもしれません。

ですが、ゴルフ場でゴルフ以外のことを察知すること、ゴルフ場で自分のゴルフ以外の事を知ろうとすることが最も大切だということを説いているように感じます。ティーグランドでは、同伴者のティーショットを見ながらも飛距離を確認してみたり、どこにボールが飛んでいったのかなども目で見て、自分の弾道と比較したりもします。それは、ティーグランドで同伴者のティーショットを見ているから自分のなかに入ってきた情報です。同伴者がドライバーを使ってティーショットを打ってラフだったら、自分はスプーンで打とうかなとか考えを変えさせてくれるときもあります。

また、グリーン上でも自分のパットのラインだけではなく、同伴者のパッティングを目で見て、どのような転がり方をするのかを確認しているはずです。それも、自分の目で見ているからこそ、自分のなかに入ってきた情報です。同伴者のパッティングを見て、それを参考にすることもあります。

ゴルフは自分の目で見て情報を入れる。そして、感じたことを受けて自分のゴルフにどのように活かすのかということなんだろうなと思います。

ゴルフがとても上手な人達とラウンドをしたいというのは、ゴルフが上手な人たちのスイングやラウンド中の振る舞いなどを目で見て、自分には無い良いところを感じることが出来て、それを受け入れて真似をすれば、上達の近道になるかもしれないという考えがあるからだと思います。とても頷けます。

何を感じて、何を受け取ったのかは人それぞれだと思いますが、何かを感じて何かしらの情報を受け取っているのであれば、それが感受性なのだろうと思います。

中部銀次郎さんは、どんなに下手クソなゴルファーでも、スコアが悪いゴルファーでも、その人のスイングなどを観察していると書籍に書いていました。それは、自分には無い何かを持っているかもしれないし、参考になる面もあるだろうし、何か学ぶ点があるからだと説明しており、そういった謙虚さが必要だと説いています。

ベン・ホーガンが真西の方角を聞いたというのは、芝生が伸びる方向を知っていたからです。

ですが、知らないことが多くてもゴルフ場を見回してみれば、何かを感じるかもしれませんし、何か新しい学びがあるのかもしれません。

日々、精進
がんばります

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