ゴルフと千利休百首

茶道で有名な千利休が書いたとされる千利休百首というものがあります。複雑で難しい茶道での点前作法を31文字の歌として判りやすく、覚えやすくまとめたのが千利休百首です。

茶道なんてゴルフとは関係ないと思われるかも知れませんが、千利休百首を深く読み解いていくと、ゴルフをするうえで必要となる「平静なる心」を養うヒントがあるように感じました。

千利休百首のなかで紹介されている和敬清寂(わけいせいじゃく)という言葉があります。茶道としての心得、作法、姿勢が詰め込まれていると言われており、とても意味深な四文字熟語となっています。

 

和 は お互い心を開いて和む心
敬 は 相手を敬う心
清 は 見た目だけではなく清らかな心を持つこと
寂 は 静で動じない心

 

和敬清寂(わけいせいじゃく)は、日本でも最近、話題となった 「おもてなし」の心に精通するものがあります。いえ、もしかしたら、「おもてなしの精神の原点」なのかもしれませんね。人に優しくすることじゃなくて、丁寧にすることじゃなくて、結果的には自分の心と相手の心が調和しときに産まれるものが、「おもてなし」なのかもしれませんね。それは、優しさとか丁寧とか気遣いとかそういったレベルじゃなくて、愛のことを意味しているのかなと想いました。

 

和敬清寂(わけいせいじゃく)を解釈すると、なんとなくゴルフにも通じる「心構え」というのが見えてきますから不思議ですね。ゴルフに置き換えて考えてみると・・・

和 は 同じ組の人たちと和む心。
敬 は 共にゴルフをしている人たちを敬う心。または、そのゴルフコースを敬う心。
清 は ミスショットをしても清らかな気持ちで次のショットをすること。
寂 は 何が起きても動じない冷静な心。

 

これは、私の勝手な解釈です。人それぞれ解釈は異なってくるかと思います。和敬清寂(わけいせいじゃく)に合わせて、人それぞれ違う事を思うかもしれませんが、それもまた解釈として良いことだと思います。自分の気持ちに置き換えて考える事が出来るというのが大切だと思います。

茶道は、剣道、書道などと同じように道です。習って、教わって直ぐに体得できるものではないと思います。習い事といえば、先生にすごいね! とか 才能があるかもしれないね! とか 直ぐに上達するよ! とか言われて、褒められて持上げられて、そして上機嫌になってみたけど、うまくいかないから途中で止めてしまうというような感じがします。そもそも、人に褒められてモチベーションをかけるのは長続きしないのかもしれないですね。褒められると嬉しいのですが・・・褒められることと、実力が身に付くということは別の次元だからなのだと思います。

茶道は違います。
ゴルフも違います。

自分から進んで、ゴルフスイングの検証をしたり、良いスイングを参考にしたり、新しいことにトライをしたり、新しいゴルフクラブを買い替えてみたり、立ち止まることなく磨き上げようとします。そういった行動が志になるのかもしれませんね。でも・・・ゴルフは、間違ってもゴルフ道とは言わないので、そこが寂しいですね。

ゴルフのことばっかり考えているから、こういったおかしなことを考える事が出来るのかもしれませんが、茶道とゴルフは似たような心を追求しているように感じました。

だけど、残念ながらゴルフ道 というのは無いみたいですね。だけど、ゴルフを道として捉えて考えて反復、繰り返し、鍛錬をすることが出来ます。

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