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なんの為のゴルフ会員権か

 

なんの為のゴルフ会員権か

なんの為のゴルフ会員権か!?と私の友人が怒っていました。その憤りの経緯は・・・友人は某ゴルフ場の会員権を所持しています。もちろん年会費も滞納することなく支払っています。

そもそもメンバータイムがあるというゴルフ場だったとのこと。メンバータイムとは、メンバーが優先的に予約が出来る時間枠のことで、メンバーしかラウンドが出来ない枠というのが設けられています。メンバーさんのための優遇措置という待遇みたいなものでしょうか。

そして、友人がゴルフ場に電話をしました。
今週末、ゴルフできますか? 予約お願いします。

ゴルフ場からは、その日は予約がいっぱいなので無理ですと断られたそうです。メンバータイムがあるのではないかと、色々とネゴシエーションをしたがダメだったようです。

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ビジターが電話したら予約とれた

そのゴルフ場は私もよく行くゴルフ場です。そんなに混雑しているのかな? おかしいな? と思いながら、友人の替わりに私がゴルフ場に予約の電話を入れることとなりました。既にメンバーである友人が予約できないと断れているので、予約がいっぱいでも仕方が無いか、本当に予約枠がいっぱいなのかもしれないからなと思いながら、予約が出来ないという確認をするためにゴルフ場に電話するという気持ちでした。

ところが、私が電話をすると簡単に予約が取れました。

それを友人に伝えると、とてつもなく怒っていました。怒っているというか、馬鹿にされているという気持ちが強かったのだと思います。怒りというか悔しさだったんでしょうね。会員権購入して年会費支払ってメンバーなのに予約が出来ない。メンバーでもないビジターである私が電話をしたら予約ができる。

おかしい!

つまり、ビジターの方が収益性が高いわけです。メンバーさんよりも高いラウンドフィーとなりますからね。そういった考えなのだろうと思います。結局、話しは二転、三転してメンバーである友人が予約をしてメンバーフィーでラウンドが出来るということとなりました。

なんの為のゴルフ会員権か!?

そう思う気持ち、判りますね。
けっこう、ヒドイお話です。

何十万円もするゴルフ会員権を購入したら、ラウンドをさせない姿勢って、ビジネスとしてはとても劣悪というか、詐欺に近いような感じがしますが・・・世の中、ここまできたかという感じがしました。なんだか寂しいというか、利益追求ばかりすると本当に恐ろしいことになるのだと感じましたね。

会員権を購入しても意味がない?

会員権を購入しても予約ができずにラウンドが出来なければ、そのゴルフ場から足が遠のきますからね。自然と一ヶ月に一度の月例にしか参加をしないという状態となり、いつのまにか一ヶ月に一度ラウンドをするだけということになってしまいます。このような状態になるのであれば、ゴルフ会員権は必要だったのか?と後から疑問を抱いてしまいます。

購入するときは良い話をするが、購入をしたら劣悪な対応をして、来場を遠ざけるようにして、ビジターをたくさん詰め込んで、とにかく利益を追求していこうしているのかもしれいないと・・・そうじゃないかもしれないけど、そう思ってしまうんですよね。消費者としては。

会員権を購入した人が犠牲になる

結局はゴルフ会員権は、最初のイニシャルコストである名義変更料とかが欲しいだけなのかもしれませんね。最近では、入会金という形でお金を納めるという会員権が多いようですが。年会費も必要ですから、二重でお金が搾取されているような気分になってきますね。企業ですから売り上げを追求するのは当たり前だと思います。ゴルフ場の管理をするためにコストもかかりますからね。でも、会員権を購入した人が犠牲になるような利益追求の手法は如何なものかと思ってしまいます。

そして、ゴルフ会員権を購入する側も会員権の仕組み、受けられる優遇などが理解できていないのかもしれません。そういった勉強をする場面も少ないですからね。ゴルフ会員権は権ですからね。券ではありません。権利を買うということです。何の権利?ということを知っておかないといけませんし、そういった説明もしっかりとすべきだと思います。

ゴルフ場に限った話ではありませんが、日本の企業はマーケティングとか外国の手法をおかしく真似しすぎのような気もします。マーケティングとは集客をすること? 市場調査のこと? リサーチという言葉もありますが・・・どうもマーケティングの意味が違うというか日本人には合ってない手法を推進しているように感じます。マーケティングという言葉が集客を意味するのであれば、集められたくない人も集められているとしか思えません。嫌がる人を集めても、それは顧客にならないだろうし、長続きはしません。その顧客を潰すだけです。マーケティングと手法という言葉を組み合わせて、マーケティング手法という言葉もあるようですが、手法という小手先でなんとかしようとしていること自体が既に問題を生む原因になっているように思います。

本当のことを話して、本当のことをを理解してくれる人だけにゴルフ会員権を売れば良いのだと思います。本当の事とは良いことも、悪いことも、しっかりと伝えておくということです。本当に、そのゴルフ場が好きで、ラウンドがしたい、メンバーになりたいと思えるのであれば、多少のデメリットが合ってもゴルフ会員権を買うだろうと思います。でも、ゴルフ会員権を買ったら、ラウンドが出来ないというのは、振り込め詐欺に似ているのでは?

こういった経験をしたというゴルファーは多いみたいですが、これは根深い問題だと思いますよ。

ゴルフ会員権を買うのであれば、こういったことも考えて購入をする事が大切ですね。

 

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
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